論文の概要: Fragment-based molecular generative model with high generalization
ability and synthetic accessibility
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.12907v1
- Date: Thu, 25 Nov 2021 04:44:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2021-12-04 23:31:25.623003
- Title: Fragment-based molecular generative model with high generalization
ability and synthetic accessibility
- Title(参考訳): 高汎化能と合成アクセシビリティを有するフラグメントに基づく分子生成モデル
- Authors: Seonghwan Seo, Jaechang Lim, and Woo Youn Kim
- Abstract要約: 本稿では, ターゲット特性を持つ新規分子を設計するフラグメントに基づく分子生成モデルを提案する。
我々のモデルの重要な特徴は、プロパティ制御とフラグメントタイプの観点からの高度な一般化能力である。
モデルでは,複数のターゲット特性を同時に制御した分子を高い成功率で生成できることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Deep generative models are attracting great attention for molecular design
with desired properties. Most existing models generate molecules by
sequentially adding atoms. This often renders generated molecules with less
correlation with target properties and low synthetic accessibility. Molecular
fragments such as functional groups are more closely related to molecular
properties and synthetic accessibility than atoms. Here, we propose a
fragment-based molecular generative model which designs new molecules with
target properties by sequentially adding molecular fragments to any given
starting molecule. A key feature of our model is a high generalization ability
in terms of property control and fragment types. The former becomes possible by
learning the contribution of individual fragments to the target properties in
an auto-regressive manner. For the latter, we used a deep neural network that
predicts the bonding probability of two molecules from the embedding vectors of
the two molecules as input. The high synthetic accessibility of the generated
molecules is implicitly considered while preparing the fragment library with
the BRICS decomposition method. We show that the model can generate molecules
with the simultaneous control of multiple target properties at a high success
rate. It also works equally well with unseen fragments even in the property
range where the training data is rare, verifying the high generalization
ability. As a practical application, we demonstrated that the model can
generate potential inhibitors with high binding affinities against the 3CL
protease of SARS-COV-2 in terms of docking score.
- Abstract(参考訳): 深層生成モデルは望ましい性質を持つ分子設計に多大な注目を集めている。
既存のモデルの多くは、原子を順次追加することで分子を生成する。
これはしばしば、ターゲット特性との相関が少なく、合成アクセシビリティが低い分子をレンダリングする。
官能基などの分子断片は、原子よりも分子の性質や合成アクセシビリティに密接に関連している。
本稿では,任意の開始分子に分子フラグメントを逐次付加することにより,ターゲット特性を持つ新規分子を設計するフラグメントベース分子生成モデルを提案する。
我々のモデルの重要な特徴は、プロパティ制御とフラグメントタイプの観点からの高度な一般化能力である。
前者は、個々のフラグメントの目標プロパティへの寄与を自己回帰的に学習することで可能となる。
後者については,入力として2分子の埋め込みベクトルから2分子の結合確率を予測するディープニューラルネットワークを用いた。
BRICS分解法を用いてフラグメントライブラリを作成する際に、生成分子の高い合成アクセシビリティを暗黙的に考慮する。
モデルでは,複数のターゲット特性を同時に制御した分子を高い成功率で生成できることを示す。
また、トレーニングデータが稀なプロパティ範囲であっても、目に見えないフラグメントと同等に機能し、高い一般化能力を検証する。
そこで本研究では,SARS-COV-2の3CLプロテアーゼに対する高い結合親和性を有する阻害剤をドッキングスコアで生成できることを実証した。
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