論文の概要: Near-field plasmonics for generation of phonon lasing in a thermal
nanomachine
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2112.15170v2
- Date: Tue, 14 Jun 2022 17:46:28 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-02 21:11:03.198268
- Title: Near-field plasmonics for generation of phonon lasing in a thermal
nanomachine
- Title(参考訳): 熱ナノマシンにおけるフォノンラシング発生のための近接場プラズモニクス
- Authors: Pawe{\l} Karwat, Grzegorz Pas{\l}awski, Paul Damery, Yanji Yang, Frank
Bello, Ortwin Hess
- Abstract要約: InGaAs量子ドット媒体を用いたナノスケールフォノンレーザーによる熱ナノマシンを開発した。
フォノンラシング媒体を完全に制御しながら、必要に応じてフォノンの発生を示す。
また、選択した場合に、システム内のフォトニック遷移の集団逆転を求める能力を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Recent advances in near-field plasmonic metamaterials, such as nanoresonators
or transducers, have demonstrated the ability to generate localized fields of
high intensity, and thus maintain relatively large nanoscale heat gradients on
the order of $10^1-10^2$~K/nm. A plasmonic near-field transducer (NFT) can
achieve such large gradients, making population inversion achievable within
phononic media. We herein develop a thermal nanomachine composed of a nanoscale
phononic laser using InGaAs quantum dot media where an NFT serves as the
plasmonic energy source. We show, on demand, the generation of phonons while
having full control of the phonon lasing medium. We also demonstrate the
ability to obtain population inversion of a photonic transition in the system
if one chooses.
- Abstract(参考訳): ナノ共振器やトランスデューサなどの近場プラズモニックメタマテリアルの最近の進歩は、高強度の局所場を生成する能力を示し、したがって10^1-10^2$~K/nmのオーダーで比較的大規模なナノスケール熱勾配を維持する。
プラズモニックニアフィールドトランスデューサ(nft)はそのような大きな勾配を達成でき、フォノニックメディア内で人口反転が可能となる。
そこで我々は,NFTがプラズモンエネルギー源となるInGaAs量子ドット媒体を用いたナノスケールフォノンレーザーによる熱ナノマシンを開発した。
我々は、オンデマンドで、フォノン発振媒体を完全に制御しながらフォノンの生成を示す。
また、選択した場合に、システム内のフォトニック遷移の集団逆転を求める能力を示す。
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