論文の概要: Continuous-Variable Quantum Key Distribution over 15 km Multi-Core Fiber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2201.03392v1
- Date: Mon, 10 Jan 2022 15:18:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-01 19:44:33.551838
- Title: Continuous-Variable Quantum Key Distribution over 15 km Multi-Core Fiber
- Title(参考訳): 15kmのマルチコアファイバー上の連続可変量子鍵分布
- Authors: S. Sarmiento, S. Etcheverry, J. Aldama, I. H. L\'Opez, L. T. Vidarte,
G. B. Xavier, D. A. Nolan, J. S. Stone, M. J. Li, D. Loeber, and V. Pruneri
- Abstract要約: 連続可変量子鍵分布(continuous-variable quantum key distribution, CV-QKD)は、暗号システムに情報理論のセキュリティを提供する技術である。
CV-QKDは、大都市距離を超える秘密鍵レートの生成と、現在の古典的通信ネットワークとの統合により、非常に魅力的である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The secure transfer of information is critical for the ever-increasing
demands of the digital world. Continuous-variable quantum key distribution
(CV-QKD) is a technology that can potentially provide information-theoretic
security to cryptographic systems. CV-QKD is highly attractive thanks to high
secret key rate generation over metropolitan distances and integration with the
current classical communication networks. Here we demonstrate CV-QKD across a
15 km multi-core fiber (MCF) where we take advantage of one core to remotely
frequency lock Bob's local oscillator with Alice's transmitter. We also
demonstrate the capacity of the MCF to boost the secret key rate by
parallelizing CV-QKD across multiple cores. Our results point out that MCFs are
promising for metropolitan deployment of QKD systems.
- Abstract(参考訳): 情報の安全な転送は、デジタル世界の需要の増大に不可欠である。
連続可変量子鍵分布 (CV-QKD) は、暗号システムに情報理論のセキュリティを提供する技術である。
CV-QKDは、大都市距離を超える秘密鍵レート生成と、現在の古典的通信ネットワークとの統合により、非常に魅力的である。
ここでは、CV-QKDを15kmのマルチコアファイバ(MCF)上で実証し、一方のコアを利用して、Aliceの送信機でBobのローカル発振器を遠隔周波数でロックする。
CV-QKDを複数のコアに並列化することにより秘密鍵レートを向上するMCFの能力を示す。
以上の結果から,MCFはQKDシステムの大都市圏展開に有効であることが示唆された。
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