論文の概要: The Collector, the Glitcher, and the Denkbilder: Towards a Critical Aesthetic Theory of Video Games

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2201.08552v1
• Date: Fri, 21 Jan 2022 06:06:03 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-02-28 06:13:28.987933
• Title: The Collector, the Glitcher, and the Denkbilder: Towards a Critical Aesthetic Theory of Video Games
• Title（参考訳）: コレクター、グリッチャー、デンクビルダー:ビデオゲームの批判的審美理論を目指して
• Authors: Jan Cao
• Abstract要約: 本稿では,ビデオゲームを,いわゆる「Denkbild」や「Thought-image」の現代マルチメディア版として考えることを提案する。 詩的な書法であるデンクビルドは、哲学的、政治的、文化的洞察の文学的スナップショットを採っている。 ゲームプレイヤの2つのスナップショット(コレクターとグリッチャー)を提示することにより、Denkbildの概念はゲーム、ゲーマー、社会政治の文脈との関係をよりよく理解することが可能になると論じる。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 1.90365714903665
• License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
• Abstract: To examine the aesthetics of video games, this paper proposes to consider video games as a contemporary multi-media version of the so-called "Denkbild," or "thought-image," an experimental genre of philosophical writing employed by members of the Frankfurt School. A poetic mode of writing, the Denkbild takes literary snapshots of philosophical, political, and cultural insights that interrupt and challenge the enigmatic form of traditional philosophical thinking. Thinking of video games through the lens of the Denkbild allows us to understand the diversity, conditionality, and incommensurability of video game as a form without reducing it to separate pieces to be examined within their respective disciplines too quickly. By presenting two snapshots of video game players, the collector and the glitcher, this paper argues that the concept of Denkbild allows us to better understand the relationships between game, gamers, and the socio-political context in terms of unexpected bonds, accidental breakthroughs, and moments of absolute freedom.
• Abstract（参考訳）: ビデオゲームの美学を考察するため,ゲームは「デンクビルド(denkbild)」あるいは「思考イメージ(thought-image)」と呼ばれる,フランクフルト学派のメンバーが採用する哲学的文章の実験的なジャンルの現代マルチメディア版であると考えることを提案する。 詩的な書法であるデンクビルドは、伝統的な哲学的思考の謎的な形式を中断し、挑戦する哲学的、政治的、文化的洞察の文学的スナップショットを取る。 Denkbildのレンズを通してのビデオゲームの思考は、ビデオゲームの多様性、条件性、および非可換性を、各分野においてあまりに早く調べられる分別に減らすことなく、形式として理解することができる。 ゲームプレイヤの2つのスナップショット(コレクターとグリッチャー)を提示することにより、Denkbildの概念は、予期せぬ結合、偶発的なブレークスルー、絶対的な自由の瞬間という観点から、ゲーム、ゲーマー、社会政治的文脈との関係をよりよく理解することを可能にする。

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