論文の概要: Casimir energy for N superconducting cavities: a model for the YBCO
(BSCCO)
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2202.06328v1
- Date: Sun, 13 Feb 2022 14:22:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-25 22:57:33.640454
- Title: Casimir energy for N superconducting cavities: a model for the YBCO
(BSCCO)
- Title(参考訳): N超伝導空洞のカシミールエネルギー:YBCO(BSCCO)モデル
- Authors: A. Allocca, S. Avino, S. Balestrieri, E. Calloni, S. Caprara, M.
Carpinelli, L. D'Onofrio, D. D'Urso, R. De Rosa, L. Errico, G. Gagliardi, M.
Grilli, V. Mangano, M. Marsella, L. Naticchioni, A. Pasqualetti, G. P. Pepe,
M. Perciballi, L. Pesenti, P. Puppo, P. Rapagnani, F. Ricci, L. Rosa, C.
Rovelli, D. Rozza, P. Ruggi, N. L. Saini, V. Sequino, V. Sipala, D.
Stornaiuolo, F. Tafuri, A. Tagliacozzo, I. Tosta E Melo, L. Trozzo
- Abstract要約: 金属から超伝導相への遷移において,Nキャビティによる試料のカシミールエネルギーをN>1で検討した。
我々の分析は、電磁真空エネルギーと重力場との相互作用を測定することを目的としたアルキメデス実験に特に有用である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In this paper we study the Casimir energy of a sample made by N cavities,
with N >> 1, across the transition from the metallic to the superconducting
phase of the constituting plates. After having characterized the energy for the
configuration in which the layers constituting the cavities are made by
dielectric and for the configuration in which the layers are made by plasma
sheets, we concentrate our analysis on the latter. It represents the final step
towards the macroscopic characterization of a "multi cavity" (with N large)
necessary to fully understand the behaviour of the Casimir energy of a YBCO (or
a BSCCO) sample across the transition. Our analysis is especially useful to the
Archimedes experiment, aimed at measuring the interaction of the
electromagnetic vacuum energy with a gravitational field. To this purpose, we
aim at modulating the Casimir energy of a layered structure, the multi cavity,
by inducing a transition from the metallic to the superconducting phase. After
having characterized the Casimir energy of such a structure for both the
metallic and the superconducting phase, we give an estimate of the modulation
of the energy across the transition.
- Abstract(参考訳): 本研究では, n 個のキャビティからなる試料のカシミールエネルギーを n >> 1 で測定し, 金属から超伝導相への遷移について検討した。
キャビティを構成する層を誘電体で形成し, 層をプラズマシートで形成する構成のエネルギーを特徴付けると, 後者の分析に集中する。
これは、移行全体にわたるYBCO(またはBSCCO)サンプルのカシミールエネルギーの挙動を十分に理解するために必要とされる"多重空洞"(N大)のマクロなキャラクタリゼーションへの最後のステップである。
この解析は電磁真空エネルギーと重力場との相互作用を測定することを目的としたアルキメデス実験に特に有用である。
この目的のために, 金属から超伝導相への遷移を誘導することにより, 層状構造である多層キャビティのカシミールエネルギーの変調を目指す。
このような構造のカシミールエネルギーを金属相と超伝導相の両方で特徴づけた後、遷移中のエネルギーの変調を推定する。
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