論文の概要: Plasmon-enhanced polarized single photon source directly coupled to an
optical fiber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.01591v1
- Date: Thu, 3 Mar 2022 09:34:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-23 05:52:36.184219
- Title: Plasmon-enhanced polarized single photon source directly coupled to an
optical fiber
- Title(参考訳): 光ファイバに直接結合したプラズモン強化偏光単一光子源
- Authors: Masakazu Sugawara, Yining Xuan, Yasuyoshi Mitsumori, Keiichi Edamatsu,
and Mark Sadgrove
- Abstract要約: ファイバーカップリングされた偏光単一光子の明るい源は、あらゆる現実的な量子ネットワークの重要な構成要素である。
我々は、単一コロイド量子ドットを単一金ナノロッドの局在表面プラズモン-偏光子モードに結合させることにより、室温での単一光子のPurcell強化偏光源を開発する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: A bright source of fiber-coupled, polarized single photons is an essential
component of any realistic quantum network based on today's existing fiber
infrastructure. Here, we develop a Purcell enhanced, polarized source of single
photons at room temperature by coupling single colloidal quantum dots to the
localized surface plasmon-polariton modes of single gold nanorods, combined on
the surface of an optical nanofiber. A maximum enhancement of photon emission
of 62 times was measured corresponding to a degree of polarization of 86 $\%$,
and a brightness enhancement of four times in the fiber mode. Evanescent
coupling of photons to the nanofiber guided modes ensures automatic coupling to
a single mode fiber. Our technique opens the way to realizing bright sources of
polarized single photons connected to fiber networks using a simple composite
technique.
- Abstract(参考訳): ファイバー結合・偏光単一光子の明るい源は、今日の既存のファイバインフラストラクチャに基づく現実的な量子ネットワークの重要な構成要素である。
そこで本研究では,光ナノファイバーの表面を結合した単一コロイド量子ドットを単一金ナノロッドの局在表面プラズモン-ポラリトンモードに結合させることにより,室温での単一光子の分極源をPurcellで強化した。
光子放出の最大増大は62倍であり、光子放出の偏光度は86$%$であり、ファイバモードでは4倍の輝度向上が測定された。
ナノファイバー誘導モードへの光子のエバネッセント結合は、単一モードファイバへの自動結合を保証する。
本手法は,光ファイバーネットワークに接続された偏光単一光子の明るい光源を実現するための簡単な合成手法である。
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