論文の概要: Quantum computation with cat qubits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.03222v3
- Date: Tue, 3 Jan 2023 14:54:24 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-22 22:13:00.228220
- Title: Quantum computation with cat qubits
- Title(参考訳): cat qubitsを用いた量子計算
- Authors: J\'er\'emie Guillaud, Joachim Cohen, Mazyar Mirrahimi
- Abstract要約: 非線形多光子駆動散逸プロセスにより安定化された猫量子ビットの場合に着目した。
このようなシステムは、ビットフリップエラーが頑健かつ指数関数的に抑制される自己補正キュービットと見なすことができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: These are the lecture notes from the 2019 Les Houches Summer School on
"Quantum Information Machines". After a brief introduction to quantum error
correction and bosonic codes, we focus on the case of cat qubits stabilized by
a nonlinear multi-photon driven dissipation process. We argue that such a
system can be seen as a self-correcting qubit where bit-flip errors are
robustly and exponentially suppressed. Next, we provide some experimental
directions to engineer such a multi-photon driven dissipation process with
superconducting circuits. Finally, we analyze various logical gates that can be
implemented without re-introducing bit-flip errors. This set of bias-preserving
gates pave the way towards a hardware-efficient and fault-tolerant quantum
processor.
- Abstract(参考訳): 以下は、2019年のLes Houches Summer School on "Quantum Information Machines"の講義ノートである。
量子誤差補正とボソニック符号の簡単な導入の後、非線形多光子駆動散逸過程によって安定化された猫量子ビットの場合に焦点を当てた。
このようなシステムは、ビットフリップエラーが頑健かつ指数関数的に抑制される自己補正キュービットと見なすことができる。
次に,超伝導回路を用いた多光子駆動型散逸プロセスの試作を行う。
最後に,ビットフリップエラーを再導入することなく実装可能な論理ゲートの解析を行う。
このバイアス保存ゲートセットは、ハードウェア効率とフォールトトレラントな量子プロセッサへの道を開く。
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