論文の概要: Digital synchronization for continuous-variable quantum key distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.08486v2
- Date: Thu, 17 Mar 2022 13:17:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-21 23:18:36.702277
- Title: Digital synchronization for continuous-variable quantum key distribution
- Title(参考訳): 連続可変量子鍵分布のディジタル同期
- Authors: Hou-Man Chin, Nitin Jain, Ulrik L. Andersen and Tobias Gehring
- Abstract要約: 連続可変量子鍵分布(CV-QKD)は、秘密鍵を対称暗号のために配布するための将来的な技術である。
本稿では,最新のCV-QKDシステムのためのディジタル同期手法を提案する。
ガウス変調CV-QKDシステムを用いて,標準単モードファイバの10~20km以上で動作する性能を実験的に検討した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.7646713951724012
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Continuous variable quantum key distribution (CV-QKD) is a promising emerging
technology for the distribution of secure keys for symmetric encryption. It can
be readily implemented using commercial off-the-shelf optical
telecommunications components. A key requirement of the CV-QKD receiver is the
ability to measure the quantum states at the correct time instance and rate
using the correct orthogonal observables, referred to as synchronization. We
propose a digital synchronization procedure for a modern CV-QKD system with
locally generated local oscillator for coherent reception. Our proposed method
is modulation format independent allowing it to be used in a variety of CV-QKD
systems. We experimentally investigate its performance with a Gaussian
modulated CV-QKD system operating over a 10-20 km span of standard single mode
fibre. Since the procedure does not require hardware modifications it paves the
way for cost-effective QKD solutions that can adapt rapidly to changing
environmental conditions.
- Abstract(参考訳): 連続可変量子鍵分布(CV-QKD)は、秘密鍵を対称暗号のために配布するための将来的な技術である。
市販の市販の光通信コンポーネントを使って簡単に実装できる。
CV-QKD受信機の重要な要件は、正しい時刻インスタンスでの量子状態の測定と、同期と呼ばれる正しい直交可観測器を用いたレートの計測である。
本稿では,コヒーレント受信のための局所発振器を用いた最新のCV-QKDシステムのディジタル同期手法を提案する。
提案手法は,様々なCV-QKDシステムで使用可能な変調形式に依存しない方式である。
ガウス変調CV-QKDシステムを用いて,標準単モードファイバの10~20km以上で動作する性能を実験的に検討した。
この手順はハードウェアの変更を必要としないため、環境条件の変化に迅速に適応できるコスト効率の高いQKDソリューションの道を開く。
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