論文の概要: Performance of the collective three-level quantum thermal engine
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.14811v1
- Date: Mon, 28 Mar 2022 14:47:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-20 11:59:30.049994
- Title: Performance of the collective three-level quantum thermal engine
- Title(参考訳): 集合的3レベル量子熱エンジンの性能
- Authors: Mihai A. Macovei
- Abstract要約: エミッタ間の協調性はLambdaタイプのセットアップにおいて重要な役割を担い、パフォーマンスを大幅に向上する。
これは、この2つの原子のアンサンブルに対して、動作中の原子遷移に対する個体群の反転と、その外対角要素が異なる振る舞いをするからである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We investigate the performance of a microscopic quantum heat engine
consisting of V- or Lambda-type emitters interacting collectively or
independently when being in contact with environmental thermal reservoirs.
Though the efficiency of a Carnot's cycle is always higher than those
associated with these setups, we have found that the performance of the
cooperative Lambda-type heat engine may be larger than that of the V-type under
similar conditions. Cooperativity among the emitters plays an important role
for the Lambda-type setup, significantly improving its performance, while is
less relevant for a V-type thermal engine. This is because the population
inversion on the working atomic transition as well as its off-diagonal elements
behave differently for these two atomic ensembles.
- Abstract(参考訳): 環境熱貯留層と接触する場合に,V型またはLambda型エミッタを用いた微視的量子熱エンジンの性能について検討した。
カルノットサイクルの効率は常にこれらのセットアップに関連するサイクルよりも高いが, 協調型Lambda型ヒートエンジンの性能は, 同様の条件下でのV型サイクルよりも大きいことが判明した。
エミッタ間の協調性はLambda型設定において重要な役割を担い、性能は大幅に向上するが、V型サーマルエンジンには関連しない。
これは、2つの原子アンサンブルに対して、動作中の原子遷移とその対角的でない要素の集団反転が異なる振舞いをするからである。
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