論文の概要: Expanding Low-Density Latent Regions for Open-Set Object Detection
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.14911v1
- Date: Mon, 28 Mar 2022 17:11:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-03-29 16:30:17.058916
- Title: Expanding Low-Density Latent Regions for Open-Set Object Detection
- Title(参考訳): オープンセットオブジェクト検出のための低密度潜在領域の拡張
- Authors: Jiaming Han, Yuqiang Ren, Jian Ding, Xingjia Pan, Ke Yan, Gui-Song Xia
- Abstract要約: 潜在空間における高密度領域と低密度領域を分離することにより未知の物体を同定する。
低密度領域を拡張した新しいOpen-set Detector(OpenDet)を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 32.29988419525467
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Modern object detectors have achieved impressive progress under the close-set
setup. However, open-set object detection (OSOD) remains challenging since
objects of unknown categories are often misclassified to existing known
classes. In this work, we propose to identify unknown objects by separating
high/low-density regions in the latent space, based on the consensus that
unknown objects are usually distributed in low-density latent regions. As
traditional threshold-based methods only maintain limited low-density regions,
which cannot cover all unknown objects, we present a novel Open-set Detector
(OpenDet) with expanded low-density regions. To this aim, we equip OpenDet with
two learners, Contrastive Feature Learner (CFL) and Unknown Probability Learner
(UPL). CFL performs instance-level contrastive learning to encourage compact
features of known classes, leaving more low-density regions for unknown
classes; UPL optimizes unknown probability based on the uncertainty of
predictions, which further divides more low-density regions around the cluster
of known classes. Thus, unknown objects in low-density regions can be easily
identified with the learned unknown probability. Extensive experiments
demonstrate that our method can significantly improve the OSOD performance,
e.g., OpenDet reduces the Absolute Open-Set Errors by 25%-35% on six OSOD
benchmarks. Code is available at: https://github.com/csuhan/opendet2.
- Abstract(参考訳): 現代の物体検出器は、クローズセット設定下で素晴らしい進歩を遂げた。
しかし、未知のカテゴリのオブジェクトは、しばしば既存の既知のクラスに誤って分類されるため、オープンセットオブジェクト検出(OSOD)は難しいままである。
本研究では,未知の物体が通常低密度の潜在領域に分布しているという認識に基づいて,未知の物体を潜在空間内の高密度領域と低密度領域を分離して同定することを提案する。
従来のしきい値に基づく手法は、未知のオブジェクトを全てカバーできない限られた低密度領域のみを保持するため、拡張された低密度領域を持つ新しいOpen-set Detector(OpenDet)を提案する。
この目的のために、OpenDetに2人の学習者、Contrastive Feature Learner (CFL) と Unknown Probability Learner (UPL) を設ける。
CFLは、既知のクラスのコンパクトな特徴を促進するために、インスタンスレベルのコントラスト学習を行い、未知のクラスに対してより低密度な領域を残し、UPLは予測の不確実性に基づいて未知の確率を最適化する。
したがって、低密度領域における未知の物体は、学習された未知の確率と容易に識別できる。
例えば、OpenDetは6つのOSODベンチマークでAbsolute Open-Set Errorsを25%-35%削減する。
コードはhttps://github.com/csuhan/opendet2.com/で入手できる。
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