論文の概要: Optical cold damping of neutral nanoparticles near the ground state in
an optical lattice
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.00902v2
- Date: Tue, 21 Jun 2022 04:29:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-14 20:41:56.611124
- Title: Optical cold damping of neutral nanoparticles near the ground state in
an optical lattice
- Title(参考訳): 光学格子中の基底状態近傍における中性ナノ粒子の光低温減衰
- Authors: Mitsuyoshi Kamba and Ryoga Shimizu and Kiyotaka Aikawa
- Abstract要約: 我々は,中性ナノ粒子の光学格子内における純粋に光学的フィードバック冷却を,0.85pm0.20$の占有数に対して提案する。
冷却力は、トラップレーザー上に2つのサイドバンドで生成した変位光学格子の光学勾配から導かれる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose and demonstrate purely optical feedback cooling of neutral
nanoparticles in an optical lattice to an occupation number of $0.85\pm0.20$.
The cooling force is derived from the optical gradients of displaced optical
lattices produced with two sidebands on the trapping laser. To achieve highly
accurate position observations required for cooling near the ground state, we
reduce the laser intensity noise to a relative power noise of
$\unit[6\times10^{-8}]{/Hz}$ in a frequency band of $\unit[30]{kHz}$ to
$\unit[600]{kHz}$. We establish a reproducible method for neutralizing
nanoparticles at high vacuum via a combination of discharging and irradiating
an ultraviolet light. Our results form an important basis for the investigation
of quantum mechanical properties of ultracold nanoparticles and are also useful
for precision measurements with neutral nanoparticles.
- Abstract(参考訳): 我々は,中性ナノ粒子の光学格子内における純粋に光学的フィードバック冷却を,0.85\pm0.20$の占有数に対して提案する。
冷却力は、トラッピングレーザー上に2つのサイドバンドで生成される変位光格子の光学勾配に由来する。
地上付近での冷却に必要な高精度な位置観測を実現するため,$\unit[30]{kHz}$を$\unit[600]{kHz}$とする周波数帯において,レーザー強度ノイズを$\unit[6\times10^{-8}]{/Hz}$とする。
紫外光の放電と照射の組み合わせにより高真空下でナノ粒子を中和する再現可能な方法を確立した。
この結果は,超低温ナノ粒子の量子力学的性質の解明に重要な基盤を形成し,中性ナノ粒子を用いた精密測定にも有用である。
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