論文の概要: Quantum secure dialogue with quantum encryption
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.01881v1
- Date: Wed, 4 May 2022 04:05:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-14 09:15:29.001434
- Title: Quantum secure dialogue with quantum encryption
- Title(参考訳): 量子暗号を用いた量子セキュア対話
- Authors: Tian-Yu Ye
- Abstract要約: 通信者間で初期量子状態をプライベートに共有するための新しい手法を提案する。
提案プロトコルでは、EPRペアをプライベート量子鍵として使用して、走行する光子の暗号化と復号を行う。
提案プロトコルの情報理論効率は,従来の情報漏洩耐性量子対話プロトコルよりも100%近く高い。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: How to solve the information leakage problem has become the research focus of
quantum dialogue. In this paper, in order to overcome the information leakage
problem in quantum dialogue, a novel approach for sharing the initial quantum
state privately between communicators, i.e., quantum encryption sharing, is
proposed by utilizing the idea of quantum encryption. The proposed protocol
uses EPR pairs as the private quantum key to encrypt and decrypt the traveling
photons, which can be repeatedly used after rotation. Due to quantum encryption
sharing, the public announcement on the state of the initial quantum state is
omitted, thus the information leakage problem is overcome. The
information-theoretical efficiency of the proposed protocol is nearly 100%,
much higher than previous information leakage resistant quantum dialogue
protocols. Moreover, the proposed protocol only needs single-photon
measurements and nearly uses single photons as quantum resource so that it is
convenient to implement in practice.
- Abstract(参考訳): 情報漏洩問題の解法は、量子対話の研究の焦点となっている。
本稿では,量子対話における情報漏洩問題を克服するために,量子暗号の考え方を用いて,通信者間における初期量子状態のプライベート共有,すなわち量子暗号共有という新しい手法を提案する。
提案プロトコルでは、EPRペアをプライベート量子鍵として使用して、回転後に繰り返し使用できる走行光子の暗号化と復号を行う。
量子暗号共有により、初期量子状態の状態に関する公開発表は省略され、情報漏洩問題は克服される。
提案プロトコルの情報理論効率は,従来の情報漏洩耐性量子対話プロトコルよりも100%近く高い。
さらに,提案プロトコルは単一光子測定のみを必要としており,実際に実装しやすいように単一光子を量子資源として利用している。
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