論文の概要: Continuous-variable quantum key distribution: security analysis with
trusted hardware noise against general attacks
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.05299v4
- Date: Fri, 16 Sep 2022 10:28:53 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-13 12:44:57.023534
- Title: Continuous-variable quantum key distribution: security analysis with
trusted hardware noise against general attacks
- Title(参考訳): 連続可変量子鍵分布:一般攻撃に対する信頼ハードウェアノイズを用いたセキュリティ解析
- Authors: Roman Goncharov, Alexei D. Kiselev, Eduard Samsonov, Vladimir Egorov
- Abstract要約: CV-QKDシステムに対して,現実的な実装で構成可能なセキュリティ証明を提供する。
計算の結果、このシステムは集団攻撃で最大10.2dB、コヒーレント攻撃で最大7.5dBのチャネル損失で運用可能であることがわかった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.16385815610837168
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In this paper, using the full security framework for continuous variable
quantum key distribution (CV-QKD), we provide a composable security proof for
the CV-QKD system in a realistic implementation. We take into account equipment
losses and contributions from various components of excess noise and evaluate
performance against collective and coherent attacks assuming trusted hardware
noise. The calculation showed that the system remains operable at channel
losses up to 10.2 dB in the presence of collective attacks and up to 7.5 dB in
the presence of coherent ones.
- Abstract(参考訳): 本稿では,連続可変量子鍵分布(CV-QKD)の完全なセキュリティフレームワークを用いて,CV-QKDシステムの構成可能なセキュリティ証明を現実的な実装で提供する。
機器の損失と余剰ノイズの各種成分からの貢献を考慮に入れ,ハードウェアノイズを想定した集団攻撃およびコヒーレント攻撃に対する性能評価を行う。
計算の結果、このシステムは集団攻撃で最大10.2dB、コヒーレント攻撃で最大7.5dBのチャネル損失で運用可能であることがわかった。
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