論文の概要: Stronger correlations than dense coding with elementary quantum
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- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.09602v1
- Date: Thu, 19 May 2022 14:47:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-12 15:43:47.410360
- Title: Stronger correlations than dense coding with elementary quantum
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- Title(参考訳): 量子資源を用いた高密度符号化よりも強い相関
- Authors: Am\'elie Piveteau, Jef Pauwels, Emil H{\aa}kansson, Sadiq Muhammad,
Mohamed Bourennane, Armin Tavakoli
- Abstract要約: Einstein-Podolsky-Rosenペアを共有することで、高密度な符号化により、2ビットの古典的な情報を送信でき、一方の量子ビットのみを送信できる。
理論と実験の両方において、共有EPRペアによって補助されるキュービット通信は、より一般的な通信タスクにおいて、2つの古典的ビットよりも厳密に強力であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Dense coding is the seminal example of how entanglement can boost quantum
communication. By sharing an Einstein-Podolsky-Rosen (EPR) pair, dense coding
allows one to transmit two bits of classical information while sending only one
qubit. In this letter we show in both theory and experiment that qubit
communication assisted by a shared EPR pair is strictly more powerful than two
classical bits in more general communication tasks, and that this advantage
persists even when the Bell basis measurement, which is essential for dense
coding, is replaced by more elementary measurements such as partial Bell state
analysers or even product measurements. Our results reveal that the power of
entanglement in enhancing quantum communications qualitatively goes beyond
boosting channel capacities and that it can be harvested in simpler and
scalable experiments.
- Abstract(参考訳): デンスコーディングは、エンタングルメントが量子通信をいかに促進するかを示す基礎的な例である。
EPR(Einstein-Podolsky-Rosen)ペアを共有することで、密度の高い符号化により、2ビットの古典的な情報を送信できる。
本文では,共有EPR対を補助する量子ビット通信が,より一般的な通信タスクにおいて2つの古典的ビットよりも厳密に強力であること,高密度符号化に不可欠なベル基底測定を部分的なベル状態分析器や製品測定などの基本的な測定に置き換えた場合でも,この利点は持続することを示す。
その結果,量子通信の質的向上における絡み合いの力は,チャネル容量の増大以上のものとなり,よりシンプルでスケーラブルな実験で得られることが明らかとなった。
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