論文の概要: Thermometry of an optically levitated nanodiamond
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.11871v1
- Date: Tue, 24 May 2022 07:43:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-11 22:11:21.838389
- Title: Thermometry of an optically levitated nanodiamond
- Title(参考訳): 光学浮揚ナノダイヤモンドの熱測定
- Authors: Fran\c{c}ois Rivi\`ere, Timoth\'ee de Guillebon, L\'eo Maumet, Gabriel
H\'etet, Martin Schmidt, Jean-S\'ebastien Lauret, and Lo\"ic Rondin
- Abstract要約: 浮遊ダイヤモンド中の窒素空孔中心のスピン特性を利用した単一ナノダイヤモンドの吸収特性を特徴付ける。
我々の研究は、昇華量子実験のためのダイヤモンド材料最適化への道を開く。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Using the spin properties of nitrogen-vacancy (NV) centers in levitated
diamond, we characterize the absorption of single nanodiamonds. We first
calibrate the thermometry response of the NV centers embedded in our
nanodiamonds. Then, using this calibration, we estimate the absorption
cross-section of single levitated nanodiamonds. We show that this absorption is
extrinsic and dominated by volumic effects. Our work opens the way to diamond
materials optimization for levitation quantum experiments. It also demonstrates
optical levitation as a unique platform to characterize material thermal
properties at the nanoparticle level.
- Abstract(参考訳): 浮遊ダイヤモンド中の窒素空孔(NV)中心のスピン特性を用いて, 単一ナノダイヤモンドの吸収を特徴付ける。
まず、ナノダイヤモンドに埋め込まれたNV中心の熱測定反応をキャリブレーションする。
次に, このキャリブレーションを用いて, 単浮遊ナノダイヤモンドの吸収断面積を推定する。
この吸収は外因性であり, ボリューム効果が支配的であることを示す。
我々の研究は、昇華量子実験のためのダイヤモンド材料最適化への道を開く。
また、ナノ粒子レベルでの材料熱特性を特徴付けるためのユニークなプラットフォームとして光学浮揚を示す。
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