論文の概要: Graphene-based quantum Hall interferometer with self-aligned side gates
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.05623v1
- Date: Sat, 11 Jun 2022 22:02:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-09 20:38:15.093149
- Title: Graphene-based quantum Hall interferometer with self-aligned side gates
- Title(参考訳): 自己整合側ゲートを有するグラフェン系量子ホール干渉計
- Authors: Lingfei Zhao, Ethan G. Arnault, Trevyn F. Q. Larson, Zubair Iftikhar,
Andrew Seredinski, Tate Fleming, Kenji Watanabe, Takashi Taniguchi, Francois
Amet, and Gleb Finkelstein
- Abstract要約: グラフェンシートに狭い溝をエッチングし, 導電路を自己整合グラフェン側ゲートから分離することにより, 量子点接触(QPC)を簡易に作製する手法を提案する。
量子ホール系における個別QPCの動作を実証し、さらにこれらのQPCを用いて量子ホール干渉計を作成し研究する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.31458406135473804
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The vanishing band gap of graphene has long presented challenges for
fabricating high-quality quantum point contacts (QPCs) -- the partially
transparent p-n interfaces introduced by conventional split-gates tend to short
the QPC. This complication has hindered the fabrication of graphene quantum
Hall Fabry-P\'erot interferometers, until recent advances have allowed
split-gate QPCs to operate utilizing the highly resistive $\nu=0$ state. Here,
we present a simple recipe to fabricate QPCs by etching a narrow trench in the
graphene sheet to separate the conducting channel from self-aligned graphene
side gates. We demonstrate operation of the individual QPCs in the quantum Hall
regime, and further utilize these QPCs to create and study a quantum Hall
interferometer.
- Abstract(参考訳): グラフェンの消滅するバンドギャップは、従来のスプリットゲートによって導入された部分的に透明なp-nインターフェースである高品質の量子点接触(QPC)を作製する上での課題を長年提示してきた。
この複雑さはグラフェン量子ホールFabry-P'erot干渉計の製造を妨げ、近年の進歩により、高抵抗の$\nu=0$状態を利用する分割ゲートQPCが動作できるようになった。
ここでは, グラフェンシートの狭い溝をエッチングし, 導電路を自己整合グラフェン側ゲートから分離することにより, QPCの製造法を提案する。
量子ホール系における個別QPCの動作を実証し、さらにこれらのQPCを用いて量子ホール干渉計を作成し研究する。
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