論文の概要: Retardation effect and dark state in a waveguide QED setup with
rectangle cross section
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.09565v1
- Date: Mon, 20 Jun 2022 04:28:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-08 18:57:01.288364
- Title: Retardation effect and dark state in a waveguide QED setup with
rectangle cross section
- Title(参考訳): 矩形断面を有する導波路QEDセットアップにおける遅延効果と暗黒状態
- Authors: Yang Xue and Zhihai Wang
- Abstract要約: 矩形断面を持つ擬1次元導波路に結合する2原子系の力学について検討する。
我々は、原子の1つをオフセンタに移動させることによって破壊される遅延効果を観察する。
ダークステート機構による系の完全散逸を維持するため, 導波路の軸に原子の接続が垂直な方式を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.606070542317997
- License: http://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/
- Abstract: In this paper, we investigate the dynamics of a two-atom system which couples
to a quasi-one dimensional waveguide with rectangle cross section. The
waveguide supports different TM and TE modes and the former ones play as
environment by on-demand choosing the dipole moment of the atoms. Such
environment induces the interaction and collective dissipation of the atoms.
When both of the two atoms are located in the middle of the waveguide, we
observe a retardation effect, which is broken by moving one of the atom to be
off-centered. To preserve the complete dissipation of the system via dark state
mechanism, we propose a scheme where the connection of the atoms are
perpendicular to the axis of the waveguide. We hope our study will be useful in
quantum information processing based on state-to-art waveguide structure.
- Abstract(参考訳): 本稿では,矩形断面を持つ準1次元導波路と結合する2原子系のダイナミクスについて検討する。
導波路は異なるTMモードとTEモードをサポートし、前者は原子の双極子モーメントをオンデマンドで選択することで環境として機能する。
このような環境は原子の相互作用と集団散逸を引き起こす。
2つの原子が導波路の中央に位置する場合、原子の1つをオフセンターに移動させることで破壊される遅延効果が観察される。
暗黒状態機構を介して系の完全な散逸を保存するため、原子の接続が導波路の軸に垂直であるスキームを提案する。
我々の研究は、最先端の導波路構造に基づく量子情報処理に役立ちたい。
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