論文の概要: Effects of dipolar coupling on an entanglement storage device

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.11748v2
• Date: Fri, 22 Jul 2022 14:46:19 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-02-08 07:03:01.242192
• Title: Effects of dipolar coupling on an entanglement storage device
• Title（参考訳）: 絡み合い記憶装置における双極子カップリングの効果
• Authors: Saptarshi Saha and Rangeet Bhattacharyya
• Abstract要約: その結果, 双極子結合の非分子的部分は, 絡み合いを減少させ, 記憶装置の効率を低下させることがわかった。 また、双極子カップリングによる有害な効果を緩和する効率的な貯蔵特性についても論じる。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: Quantum computation requires efficient long-term storage devices to preserve quantum states. An attractive candidate for such storage devices is qubits connected to a common dissipative environment. The common environment gives rise to persistent entanglements in these qubit systems. Hence these systems act efficiently as a storage device of entanglement. However, the existence of a common environment often requires the physical proximity of the qubits and hence results in direct dipolar coupling between the qubits. In this work, we investigate the total effect of the dipolar coupling on the environment-induced entanglement using a recently-proposed fluctuation-regulated quantum master equation [A. Chakrabarti and R. Bhattacharyya, Phys. Rev. A 97, 063837 (2018)]. We show that nonsecular part of the dipolar coupling results in reduced entanglement and hence less efficiency of the storage devices. We also discuss the properties of efficient storage that mitigates the detrimental effects of the dipolar coupling on the stored entanglement.
• Abstract（参考訳）: 量子計算は量子状態を保存するために効率的な長期記憶装置を必要とする。 このような記憶装置の魅力的な候補は、共通の散逸環境に接続されたキュービットである。 共通環境は、これらの量子ビットシステムにおいて永続的な絡み合いを引き起こす。 したがって、これらのシステムは絡み合いの記憶装置として効率的に機能する。 しかし、共通の環境の存在は、しばしば量子ビットの物理的近接を必要とするため、量子ビット間の直接双極子カップリングをもたらす。 本研究では,最近提案されたゆらぎ制御量子マスター方程式(A. Chakrabarti and R. Bhattacharyya, Phys. Rev. A 97, 063837 (2018)])を用いて,双極子結合が環境誘起絡み合いに及ぼす影響について検討する。 双極子カップリングの非分極部分は、絡み合いが減少し、ストレージ装置の効率が低下することを示している。 また,二極子カップリングのエンタングルメントへの影響を緩和する効率的なストレージの特性についても検討した。

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