論文の概要: Near-unity efficiency and photon indistinguishability for the
"hourglass" single-photon source using suppression of background emission
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2207.02035v2
- Date: Sun, 20 Nov 2022 01:34:30 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-06 12:47:35.671353
- Title: Near-unity efficiency and photon indistinguishability for the
"hourglass" single-photon source using suppression of background emission
- Title(参考訳): バックグラウンドエミッション抑制を用いた"時間ガラス"単一光子源の近単位効率と光子識別性
- Authors: Benedek Ga\'al, Martin Arentoft Jacobsen, Luca Vannucci, Julien
Claudon, Jean-Michel G\'erard, Niels Gregersen
- Abstract要約: 本研究では, フォノン誘起脱コヒーレンスの存在下での効率性と識別不可能性のトレードオフの影響について論じる。
我々は、フォトニックな「時間ガラス」の設計により、予測された最大値を超える$varepsilon eta$を改善することができることを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: An on-going challenge within scalable optical quantum information processing
is to increase the collection efficiency $\varepsilon$ and the photon
indistinguishability $\eta$ of the single-photon source towards unity. Within
quantum dot-based sources, the prospect of increasing the product $\varepsilon
\eta$ arbitrarily close to unity was recently questioned. In this work, we
discuss the influence of the trade-off between efficiency and
indistinguishability in the presence of phonon-induced decoherence, and we show
that the photonic "hourglass" design allows for improving $\varepsilon \eta$
beyond the predicted maximum for the standard micropillar design subject to
this trade-off. This circumvention of the trade-off is possible thanks to
control of the spontaneous emission into background radiation modes, and our
work highlights the importance of engineering of the background emission in
future pursuits of near-unity performance of quantum dot single-photon sources.
- Abstract(参考訳): スケーラブルな光量子情報処理における現在進行中の課題は、収集効率を$\varepsilon$と、単一光子源の光子識別可能性を$\eta$で増やすことである。
量子ドットベースの情報源の中では、プロダクトの$\varepsilon \eta$を任意にユニティに近づける可能性が最近疑問視された。
本研究では,フォノンによるデコヒーレンスの存在下での効率性と非識別性とのトレードオフの影響について検討し,フォトニックな「時計ガラス」設計により,標準マイクロピラー設計の予測最大値を超えて$\varepsilon \eta$を改善することができることを示した。
このトレードオフの回避は、背景放射モードへの自然放射の制御により可能であり、我々の研究は、量子ドット単光子源の準均一性能の将来の追求における背景放射の工学的重要性を強調している。
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