論文の概要: Continuous-mode quantum key distribution with digital signal processing
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2207.04991v3
- Date: Wed, 29 Mar 2023 08:37:48 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-30 19:02:22.693022
- Title: Continuous-mode quantum key distribution with digital signal processing
- Title(参考訳): ディジタル信号処理による連続モード量子鍵分布
- Authors: Ziyang Chen, Xiangyu Wang, Song Yu, Zhengyu Li, Hong Guo
- Abstract要約: 時間モード理論を用いて線形DSPによる連続モード状態処理を解析する手法を提案する。
提案する実用性指向型セキュリティ分析手法は,古典的互換デジタルCVQKDを構築するための道筋をたどる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 7.261178075085931
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Continuous-variable quantum key distribution (CVQKD) offers the specific
advantage of sharing keys remotely by the use of standard telecom components,
thereby promoting cost-effective and high-performance metropolitan
applications. Nevertheless, the introduction of high-rate spectrum broadening
has pushed CVQKD from a single-mode to a continuous-mode region, resulting in
the adoption of modern digital signal processing (DSP) technologies to recover
quadrature information from continuous-mode quantum states. However, the
security proof of DSP involving multi-point processing is a missing step. Here,
we propose a generalized method of analyzing continuous-mode state processing
by linear DSP via temporal-modes theory. The construction of temporal modes is
key in reducing the security proof to single-mode scenarios. The proposed
practicality oriented security analysis method paves the way for building
classical compatible digital CVQKD.
- Abstract(参考訳): 連続可変量子鍵分布(CVQKD)は、標準の通信コンポーネントを使用することで、リモートでキーを共有するという特定の利点を提供する。
しかし、高速スペクトル拡大の導入によりCVQKDは単一モードから連続モード領域へと押し上げられ、現代のデジタル信号処理(DSP)技術が連続モード量子状態から二次情報を復元する結果となった。
しかし、マルチポイント処理を含むDSPのセキュリティ証明が欠落している。
本稿では,時間モード理論による線形dspによる連続モード状態処理の一般化手法を提案する。
テンポラリモードの構築は、セキュリティ証明を単一モードシナリオに還元する上で鍵となる。
提案する実用性指向型セキュリティ分析手法は,古典的互換デジタルCVQKDを構築するための道筋をたどる。
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