論文の概要: Adiabatically controlled motional states of a ground-state cooled
CaO$^{+}$ and Ca$^{+}$ trapped ion chain
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.05105v1
- Date: Fri, 9 Dec 2022 20:07:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-09 18:23:15.815013
- Title: Adiabatically controlled motional states of a ground-state cooled
CaO$^{+}$ and Ca$^{+}$ trapped ion chain
- Title(参考訳): 基底状態冷却CaO$^{+}$およびCa$^{+}$トラップイオン鎖の断熱的に制御された運動状態
- Authors: Lu Qi, Evan C. Reed and Kenneth R. Brown
- Abstract要約: 捕捉された分子イオンの外部自由度を制御することは、分光、基本定数の精密測定、量子情報技術への将来的な応用の前提条件である。
本研究では, カルシウムイオンと共輸送カルシウムイオンとの共振側バンド冷却による一酸化カルシウムイオンの軸運動モードの地中冷却を実証した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.1524835590475
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Control of the external degree of freedom of trapped molecular ions is a
prerequisite for their promising applications to spectroscopy, precision
measurements of fundamental constants, and quantum information technology.
Here, we demonstrate near ground-state cooling of the axial motional modes of a
calcium mono-oxide ion via sympathetic sideband cooling with a co-trapped
calcium ion. We also show that the phonon state of the axial out-of-phase mode
of the ion chain is maintained while the mode frequency is adiabatically ramped
up and down. The adiabatic ramping of the motional mode frequency is a
prerequisite for searching for the proposed molecular dipole-phonon
interaction.
- Abstract(参考訳): 捕捉された分子イオンの外部自由度の制御は、分光、基本定数の精密測定、量子情報技術への有望な応用の前提条件である。
ここでは, カルシウムイオンを共分散した共振側バンド冷却による一酸化カルシウムイオンの軸運動モードの地中冷却を実証する。
また, イオン鎖の軸方向外相モードのフォノン状態は, モード周波数が断熱的に昇降している間に維持されることを示した。
運動モード周波数の断熱的傾斜は、提案された分子双極子-フォノン相互作用を探索するための前提条件である。
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