論文の概要: Modular tunable coupler for superconducting qubits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2207.06607v2
- Date: Tue, 31 Jan 2023 16:13:45 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-05 01:37:45.110114
- Title: Modular tunable coupler for superconducting qubits
- Title(参考訳): 超伝導量子ビット用モジュラーチューナブルカプラ
- Authors: Daniel L. Campbell, Archana Kamal, Leonardo Ranzani, Michael Senatore,
and Matthew LaHaye
- Abstract要約: 3接合dcSQUIDにおけるフラックス制御干渉によるチューナブルカップリングを実現する。
DTCは、結合されたデータキュービットまたは回路共振器に依存しない内部的に定義されたゼロカップリング状態を有する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The development of modular and versatile quantum interconnect hardware is a
key next step in the scaling of quantum information platforms to larger size
and greater functionality. For superconducting quantum systems, fast and
well-controlled tunable circuit couplers will be paramount for achieving high
fidelity and resource efficient connectivity, whether for performing two-qubit
gate operations, encoding or decoding a quantum data bus, or interfacing across
modalities. Here we propose a versatile and internally-tunable double-transmon
coupler (DTC) architecture that implements tunable coupling via flux-controlled
interference in a three-junction dcSQUID. Crucially, the DTC possesses an
internally defined zero-coupling state that is independent of the coupled data
qubits or circuit resonators. This makes it particular attractive as a modular
and versatile design element for realizing fast and robust linear coupling in
several applications such as high-fidelity two-qubit gate operations, qubit
readout, and quantum bus interfacing.
- Abstract(参考訳): モジュラーで多機能な量子インターコネクトハードウェアの開発は、量子情報プラットフォームをより大きなサイズと機能へと拡大する上で重要なステップである。
超伝導量子システムでは、2量子ビットゲート演算の実行、量子データバスのエンコードやデコード、あるいはモダリティの相互接続などにおいて、高速でよく制御されたチューナブル回路結合器が最重要視される。
本稿では,三接合形dcsquidにおける磁束制御干渉による可変結合を実現する,多用途で内部可変なダブルトランスモン結合器(dtc)アーキテクチャを提案する。
重要なことに、DTCは結合データキュービットまたは回路共振器とは独立に内部的に定義されたゼロカップリング状態を持つ。
これは、高忠実度2量子ゲート演算、量子ビットリードアウト、量子バス対向といったいくつかのアプリケーションにおいて、高速で堅牢な線形結合を実現するモジュラー設計要素として特に魅力的である。
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