論文の概要: High quality superconducting Nb co-planar resonators on sapphire
substrate
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2207.13024v1
- Date: Tue, 26 Jul 2022 16:35:51 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-03 16:52:50.246083
- Title: High quality superconducting Nb co-planar resonators on sapphire
substrate
- Title(参考訳): サファイア基板上の高品位超伝導Nbコプラナー共振器
- Authors: S. Zhu, F. Crisa, M. Bal, A. A. Murthy, J. Lee, Z. Sung, A. Lunin, D.
Frolov, R. Pilipenko, D. Bafia, A. Mitra, A. Romanenko, and A. Grassellino
- Abstract要約: 高温条件下では, Nb薄膜の残留表面抵抗は, 超高品質, バルクNb3D超伝導高周波キャビティで観測された表面抵抗に匹敵することを示した。
低温では2レベルシステムモデルを用いて共振器の品質係数と周波数をよく説明できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.7259990655101205
- License: http://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/
- Abstract: We present measurements and simulations of superconducting Nb co-planar
waveguide resonators on sapphire substrate down to millikelvin temperature
range with different readout powers. In the high temperature regime, we
demonstrate that the Nb film residual surface resistance is comparable to that
observed in the ultra-high quality, bulk Nb 3D superconducting radio frequency
cavities while the resonator quality is dominated by the BCS thermally excited
quasiparticles. At low temperature both the resonator quality factor and
frequency can be well explained using the two-level system models. Through the
energy participation ratio simulations, we find that the two-level system loss
tangent is $\sim 10^{-2}$, which agrees quite well with similar studies
performed on the Nb 3D cavities.
- Abstract(参考訳): 超伝導Nbコプラナー導波管共振器のサファイア基板上からミリケルビン温度範囲までの測定とシミュレーションを行った。
高温条件下では, Nb膜の残留表面抵抗は超高品質, バルクNb3D超伝導高周波キャビティで観測されたものと同等であり, 共振器の品質はBCS熱励起準粒子で支配されている。
低温では2レベルシステムモデルを用いて共振器の品質係数と周波数をよく説明できる。
エネルギー参加比シミュレーションにより、2レベル系の損失接点が$\sim 10^{-2}$であり、Nb 3Dキャビティ上で同様の研究に非常によく一致することが分かる。
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