論文の概要: Coupled resonators based on high permittivity dielectrics for microwave sensors
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.05831v1
- Date: Tue, 8 Oct 2024 08:57:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-11-01 12:30:00.700852
- Title: Coupled resonators based on high permittivity dielectrics for microwave sensors
- Title(参考訳): マイクロ波センサ用高誘電率誘電体を用いた結合共振器
- Authors: Shahnam Gorgi Zadeh, Alberto Ghirri, Sergio Pagano, Simone Tocci, Claudio Gatti, Antonio Cassinese,
- Abstract要約: 超伝導共振器と高誘電率共振器を結合した共振器の構成について報告する。
このような構成の感度は、強い結合状態と弱い結合状態の両方において議論される。
これらの結果はマイクロ波センサとして結合共振器システムの可能性を強調し、低温での応用のための高誘電率共振器の工学に有用である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: The use of coupled cavities with high quality factor is of undoubted interest for several applications including those concerning quantum sensing and metrology. Here we report on a coupled cavity configuration in which a high $Q$-factor elliptical TESLA-shaped superconducting cavity is coupled with a high permittivity ($\varepsilon_\mathrm{r}$) dielectric resonator. We carried out first tests using a SrTiO$_3$ (STO) resonator at 0.1 GHz, whose permittivity has been observed to reach values higher than 30000 a 0.16 K. The sensitivities of such configurations are discussed both in strong coupling and weak coupling regime. In particular we show that the notch of the coupled system has, as a function of the permittivity, a frequency sensitivity of 2.8 MHz for $\varepsilon_\mathrm{r} \approx 230$. These results highlight the potential of the coupled resonator systems as microwave sensors and are useful for the engineering of high permittivity resonators for applications at cryogenic temperatures.
- Abstract(参考訳): 高品質な要素を持つ結合キャビティの使用は、量子センシングやメトロジーなど、いくつかの応用に疑いの余地はない。
本稿では,高い誘電率(\varepsilon_\mathrm{r}$)誘電体共振器と高Q$の楕円形TESLA形超伝導空洞を結合した共振器構成について報告する。
我々は、0.1GHzのSrTiO$_3$(STO)共振器を用いて、0.16Kで30000以上の値に到達することが観測された最初の試験を行った。
特に、結合系のノッチは、誘電率の関数として、$\varepsilon_\mathrm{r} \approx 230$に対して2.8MHzの周波数感度を持つことを示す。
これらの結果はマイクロ波センサとして結合共振器システムの可能性を強調し、低温での応用のための高誘電率共振器の工学に有用である。
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