論文の概要: Impact of the First Months of War on Routing and Latency in Ukraine

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2208.09202v1
• Date: Fri, 19 Aug 2022 08:00:47 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-02-19 10:35:48.819852
• Title: Impact of the First Months of War on Routing and Latency in Ukraine
• Title（参考訳）: ウクライナにおける戦前期の経路と待ち時間への影響
• Authors: Valerio Luconi and Alessio Vecchio
• Abstract要約: 我々は、2022年2月のロシア侵攻後の最初の数ヶ月間、ウクライナのインターネットを分析した。 ルーティングに関しては、BGPの発表や離脱が大幅に増加している。 レイテンシの増加は、ピアリングからトランジットへの部分的なシフトによるようだ。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 2.700654942099994
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: Given the fundamental role of the Internet in our lives, a better understanding of its operational status during war times is crucial. In this paper, we analyze the Ukrainian Internet during the first months of war after the Russian invasion occurred in February 2022. The analysis is carried out from two points of view: routing and latency. In terms of routing, there is a substantial increase in BGP announcements and withdrawals which can be due to both physical unavailability of facilities and cyberattacks. Latency also increased significantly compared to the pre-conflict period, especially when considering paths going from Ukraine to Russia. The increase in latency appears to be due to a partial shift from peering to transit. As far as we know, this is the first quantitative analysis about the Internet of a large country during a major conflict.
• Abstract（参考訳）: われわれの生活におけるインターネットの基本的な役割を考えると、戦時中の運用状況についてより深く理解することが重要である。 本稿では、2022年2月のロシア侵攻後の最初の数ヶ月におけるウクライナのインターネットの分析を行う。 この分析はルーティングとレイテンシという2つの観点から行われる。 ルーティングに関しては、施設の物理的利用不能とサイバー攻撃の両方により、BGPの発表や離脱が大幅に増加している。 ウクライナからロシアに至る経路を考える場合、特に紛争前の期間に比べて遅延は著しく増加した。 レイテンシの増加は、ピアリングからトランジットへの部分的なシフトによるようだ。 われわれが知る限りでは、これは大国における大規模な紛争におけるインターネットに関する最初の定量的分析である。

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