論文の概要: Neural Architecture Search for Improving Latency-Accuracy Trade-off in
Split Computing
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2208.13968v1
- Date: Tue, 30 Aug 2022 03:15:43 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-08-31 13:39:45.813842
- Title: Neural Architecture Search for Improving Latency-Accuracy Trade-off in
Split Computing
- Title(参考訳): スプリットコンピューティングにおける遅延精度トレードオフを改善するニューラルアーキテクチャ探索
- Authors: Shoma Shimizu, Takayuki Nishio, Shota Saito, Yoichi Hirose, Chen
Yen-Hsiu, Shinichi Shirakawa
- Abstract要約: スプリットコンピューティングは、IoTシステムにディープラーニングをデプロイする際のプライバシとレイテンシの問題に対処する、新たな機械学習推論技術である。
スプリットコンピューティングでは、ニューラルネットワークモデルは、エッジサーバとIoTデバイスをネットワークを介して分離し、協調的に処理される。
本稿ではスプリットコンピューティングのためのニューラルアーキテクチャサーチ(NAS)手法を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 5.516431145236317
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: This paper proposes a neural architecture search (NAS) method for split
computing. Split computing is an emerging machine-learning inference technique
that addresses the privacy and latency challenges of deploying deep learning in
IoT systems. In split computing, neural network models are separated and
cooperatively processed using edge servers and IoT devices via networks. Thus,
the architecture of the neural network model significantly impacts the
communication payload size, model accuracy, and computational load. In this
paper, we address the challenge of optimizing neural network architecture for
split computing. To this end, we proposed NASC, which jointly explores optimal
model architecture and a split point to achieve higher accuracy while meeting
latency requirements (i.e., smaller total latency of computation and
communication than a certain threshold). NASC employs a one-shot NAS that does
not require repeating model training for a computationally efficient
architecture search. Our performance evaluation using hardware (HW)-NAS-Bench
of benchmark data demonstrates that the proposed NASC can improve the
``communication latency and model accuracy" trade-off, i.e., reduce the latency
by approximately 40-60% from the baseline, with slight accuracy degradation.
- Abstract(参考訳): 本稿ではスプリットコンピューティングのためのニューラルアーキテクチャサーチ(NAS)手法を提案する。
Split Computingは、IoTシステムにディープラーニングをデプロイする際のプライバシとレイテンシの問題に対処する、新たな機械学習推論テクニックである。
スプリットコンピューティングでは、ニューラルネットワークモデルはネットワークを介してエッジサーバとIoTデバイスを使用して分離および協調処理される。
したがって、ニューラルネットワークモデルのアーキテクチャは、通信ペイロードサイズ、モデル精度、計算負荷に大きく影響する。
本稿では,スプリットコンピューティングのためのニューラルネットワークアーキテクチャ最適化の課題について述べる。
そこで我々は,待ち時間要件を満たす際に,最適なモデルアーキテクチャと分割点を共同で検討し,高い精度(計算と通信のトータルレイテンシを一定閾値より小さくする)を実現するNASCを提案する。
NASCは計算効率の良いアーキテクチャ探索のために繰り返しモデルトレーニングを必要としないワンショットNASを採用している。
ベンチマークデータのハードウェア(HW)-NAS-Benchを用いた性能評価の結果,提案したNASCは,ベースラインから約40~60%の遅延をわずかに低減し,"通信遅延とモデル精度"のトレードオフを改善することができた。
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