論文の概要: Dry launching of silica nanoparticles in vacuum
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.00482v1
- Date: Thu, 1 Sep 2022 14:12:13 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-28 06:28:46.524459
- Title: Dry launching of silica nanoparticles in vacuum
- Title(参考訳): シリカナノ粒子の真空中でのドライローンチ
- Authors: Ayub Khodaee, Kahan Dare, Aisling Johnson, Uro\v{s} Deli\'c, Markus
Aspelmeyer
- Abstract要約: 超高真空で動作する浮遊光学の実験には、半径50nmのシリカナノ粒子のクリーンローディングが必要である。
ポリテトラフルオロエチレン (PTFE) 表面からの揺らぎによるシリカナノ粒子の乾式打ち上げ実験を行った。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Clean loading of silica nanoparticles with a radius as small as ~50 nm is
required for experiments in levitated optomechanics that operate in ultra-high
vacuum. We present a cheap and simple experimental method for dry launching of
silica nanoparticles by shaking from a polytetrafluoroethylene (PTFE) surface.
We report on the successful launching of single silica nanoparticles with a
minimum radius of 43 nm, which is enabled by the low stiction to the launching
surface. Nanoparticles with radii of 43 nm and 71.5 nm are launched with a high
flux and small angular spread of $\sim \pm 10^\circ$, which allows for trapping
in a tightly focused optical tweezer within a couple of minutes. The measured
velocities are significantly smaller than 1 m/s. The demonstrated launching
method allows for controlled loading of dry nanoparticles with radii as small
as 43 nm into optical traps in (ultra-)high vacuum, although we anticipate that
loading of smaller sizes is equally feasible.
- Abstract(参考訳): 超高真空下での浮遊光力学の実験には、半径50nm程度のシリカナノ粒子のクリーンロードが必要である。
本稿では, ポリテトラフルオロエチレン (ptfe) 表面の振動によるシリカナノ粒子の乾式打ち上げのための安価で簡単な実験方法を提案する。
本報告では, 最低半径43nmの単一シリカナノ粒子の打ち上げに成功したことを報告する。
43nmと71.5nmのラジイを持つナノ粒子は、高フラックスで小さな角展開の$\sim \pm 10^\circ$で打ち上げられる。
測定速度は1m/sよりかなり小さい。
実演した発射法では、(ウルトラ)高真空中の光学トラップに43nm程度の半径の乾式ナノ粒子を添加することができるが、より小型のナノ粒子のロードも同様に実現可能であると予測している。
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