論文の概要: Detecting Tripartite Steering via Quantum Entanglement
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.07110v1
- Date: Thu, 15 Sep 2022 07:48:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-26 12:16:36.933287
- Title: Detecting Tripartite Steering via Quantum Entanglement
- Title(参考訳): 量子エンタングルメントによる三成分ステアリングの検出
- Authors: Zhihua Chen and Shao-Ming Fei
- Abstract要約: アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンステアリングは、量子情報処理において強力な非局所量子資源である。
3ビット量子状態のトリパーティトステアビリティと真のトリパーティトステアビリティの有効基準を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.750440439910315
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Einstein-Podolsky-Rosen steering is a kind of powerful nonlocal quantum
resource in quantum information processing such as quantum cryptography and
quantum communication. Many criteria have been proposed in the past few years
to detect steerability, both analytically and numerically, for bipartite
quantum systems. We propose effective criteria for tripartite steerability and
genuine tripartite steerability of three-qubit quantum states by establishing
connections between the tripartite steerability (resp. genuine tripartite
steerability) and the tripartite entanglement (resp. genuine tripartite
entanglement) of certain corresponding quantum states. From these connections,
tripartite steerability and genuine tripartite steerability can be detected
without using any steering inequalities. The ``complex cost'' of determining
tripartite steering and genuine tripartite steering can be reduced by detecting
the entanglement of the newly constructed states in the experiment. Detailed
examples are given to illustrate the power of our criteria in detecting the
(genuine) tripartite steerability of tripartite states.
- Abstract(参考訳): アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンステアリング(einstein-podolsky-rosen steering)は量子暗号や量子通信といった量子情報処理における強力な非局所量子資源の一種である。
過去数年間に、二部量子系に対する解析的および数値的にステアビリティを検出するための多くの基準が提案されてきた。
本研究では, トリパルタイトステアビリティ (resp. true tripartite steerability) と, 対応する量子状態のトリパルタイトエンタングルメント (resp. true tripartite entanglement) との接続を確立することで, 3量子量子状態のトリパルタイトステアビリティと真のトリパルタイトステアビリティの効果的な基準を提案する。
これらの接続から、ステアリングの不等式を使わずに、三成分ステアビリティと真の三成分ステアビリティを検出することができる。
実験において、新たに構築された状態の絡みを検知することにより、トリパルトステアリングと真のトリパルトステアリングを決定する「複合コスト」を低減することができる。
トリパルタイト状態の(元)トリパルタイトステアビリティの検出における我々の基準の力を説明するための詳細な例を示す。
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