論文の概要: Light-harvesting enhanced by quantum ratchet states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.09978v2
- Date: Fri, 23 Dec 2022 11:55:12 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-25 20:58:26.425481
- Title: Light-harvesting enhanced by quantum ratchet states
- Title(参考訳): 量子ラチェット状態による光ハーベスティング
- Authors: Nicholas Werren, William M. Brown, Erik M. Gauger
- Abstract要約: バイオインスパイアされた環系を光起電力回路とみなして光ラッチの利点を探る」
幾何配置, 抽出機構, 振動結合強度の相互作用について, 予測性能に対する多面的, ニュアンス的依存性を見出した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We consider bio-inspired ring systems as photovoltaic circuits to explore the
advantage of `optical ratcheting', a process whereby the arrangement of coupled
optical dipoles enables delocalised excitonic states that are protected against
radiative decay whilst permitting the absorption of further photons. We explore
how the performance of a ratcheting antenna scales with system size when
excitons are incoherently or coherently extracted from the antenna to an
associated trap site. In both instances we also move to the polaron frame in
order to more closely model realistic systems where the coupling to vibrational
modes can generally be assumed to be strong. We find a multifaceted and nuanced
dependence of the predicted performance on an interplay between geometrical
arrangement, extraction mechanism, and vibrational coupling strength. Certain
regimes support substantial performance improvements in the power extracted per
site.
- Abstract(参考訳): バイオインスパイアされたリングシステムは、光子吸収を許容しながら放射崩壊から保護される非局在化された励起子状態を可能にする「光ラッチェティング」の利点を探求するために光回路であると考える。
本研究では,アンテナから関連するトラップ部位へ,エキシトンを不整合あるいは整合的に抽出した場合に,ラッチングアンテナの性能がシステムサイズとどのようにスケールするかを検討する。
どちらの場合も、振動モードとの結合が一般的に強いと仮定できる現実的なシステムをより密にモデル化するために、ポーラロンフレームに移動する。
本研究では, 幾何配置, 抽出機構, 振動結合強度の相互作用に対する予測性能の多面的, ニュアンス的依存性を見いだした。
一部の体制は、サイトごとに抽出された電力の大幅な性能向上を支持している。
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