論文の概要: Charging/discharging mechanism in Mg3Bi2 anode for Mg-ion batteries; The
role of the spin-orbit coupling
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.11513v1
- Date: Fri, 23 Sep 2022 10:44:24 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-25 15:13:01.805778
- Title: Charging/discharging mechanism in Mg3Bi2 anode for Mg-ion batteries; The
role of the spin-orbit coupling
- Title(参考訳): Mgイオン電池用Mg3Bi2アノードの充電・放電機構 : スピン軌道結合の役割
- Authors: M. Hussein N. Assadi, Christopher J. Kirkham, Ikutaro Hamada, Dorian
A. H. Hanaor
- Abstract要約: オクタヘドラルサイトからMg2+イオンを放出することは、材料の表面およびバルク領域においてより好ましい。
スピン軌道相互作用はMgの空孔形成エネルギーを低下させるが、拡散障壁にはほとんど影響しない。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: Using density functional calculations, we examine insertion/extraction of Mg
ions in Mg3Bi2, an interesting Mg-ion battery anode. We found that a (1 1 0)
facet is the most stable termination. Vacating a Mg2+ ion from the octahedral
site is more favourable for both surface and bulk regions of the material.
However, the diffusion barriers among the tetrahedral sites are around 3 times
smaller than those among octahedral sites. Consequently, during the
magnesiation/demagnesiation process, Mg ions first vacate the octahedral sites
and then diffuse through the tetrahedral sites. The spin-orbit interaction
lowers Mg's vacancy formation energy but has a minor effect on diffusion
barriers.
- Abstract(参考訳): 密度汎関数計算を用いて、興味深いMgイオン電池陽極であるMg3Bi2のMgイオンの挿入・抽出を調べた。
1 1 0)ファセットが最も安定な終端点であることがわかった。
オクタヘドラルサイトからMg2+イオンを放出することは、材料の表面およびバルク領域においてより好ましい。
しかし,四面体部位間の拡散障壁は八面体部位の拡散障壁の約3倍小さい。
その結果、マグネッション/脱磁過程において、Mgイオンはまず八面体を放出し、その後四面体を拡散する。
スピン軌道相互作用はMgの空孔形成エネルギーを低下させるが、拡散障壁にはほとんど影響しない。
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