論文の概要: Van der Waals coefficients for interactions of dysprosium and erbium
atoms with alkali-metal and alkaline-earth-metal atoms
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.17745v1
- Date: Wed, 29 Nov 2023 15:49:48 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-30 20:43:39.183944
- Title: Van der Waals coefficients for interactions of dysprosium and erbium
atoms with alkali-metal and alkaline-earth-metal atoms
- Title(参考訳): ジスプロシウムおよびエルビウム原子とアルカリ金属およびアルカリ土類-金属原子との相互作用に関するファンデルワールス係数
- Authors: Klaudia Zaremba-Kopczyk, Micha{\l} Tomza, Maxence Lepers
- Abstract要約: 我々は、ジスプロシウムまたはエルビウム原子間のファンデルワールス相互作用を特徴付ける等方および異方的な$C_6$係数を計算した。
これらの係数は、ヘテロ核量子混合物の衝突特性のモデル化に不可欠である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The long-range part of the interatomic interactions plays a substantial role
in the collisional dynamics of ultracold gases. Here, we report on the
calculation of the isotropic and anisotropic $C_6$ coefficients characterizing
the van der Waals interaction between dysprosium or erbium atoms in the two
lowest energy levels and the ground-state alkali-metal (Li, Na, K, Rb, Cs, Fr)
or alkaline-earth-metal (Be, Mg, Ca, Sr, Ba) atoms. The calculations are done
using the integral of dynamic dipole polarizabilities at so-called imaginary
frequencies of the two interacting atoms. For all atom pairs, we find that the
isotropic $C_6$ coefficients are two or three orders of magnitude larger than
the anisotropic ones. Those coefficients are essential for modeling collisional
properties of heteronuclear quantum mixtures containing highly magnetic
dysprosium or erbium atoms and alkali-metal or alkaline-earth-metal atoms.
- Abstract(参考訳): 原子間相互作用の長距離部分は超低温気体の衝突ダイナミクスにおいて重要な役割を果たす。
本稿では,2つの最低エネルギー準位と基底状態アルカリ金属(li, na, k, rb, cs, fr)またはアルカリ土類金属(be, mg, ca, sr, ba)とのファンデルワールス相互作用を特徴とする等方性および異方性$c_6$係数の計算について報告する。
この計算は、2つの相互作用する原子のいわゆる虚数周波数における動的双極子偏光の積分を用いて行われる。
すべての原子対に対して、等方的な$C_6$係数は異方性係数よりも2~3桁大きいことが分かる。
これらの係数は、強磁性ジスプロシウムまたはエルビウム原子とアルカリ金属またはアルカリ土類金属原子を含むヘテロ核量子混合物の衝突特性のモデル化に必須である。
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