論文の概要: Integral Formulation of Macroscopic Quantum Electrodynamics in
Dispersive Dielectric Objects
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.13962v3
- Date: Wed, 17 May 2023 16:59:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-18 20:45:14.002928
- Title: Integral Formulation of Macroscopic Quantum Electrodynamics in
Dispersive Dielectric Objects
- Title(参考訳): 分散誘電体物体におけるマクロ量子電磁力学の積分定式化
- Authors: Carlo Forestiere and Giovanni Miano
- Abstract要約: 有限サイズの線形分散誘電体物体に対するハイゼンベルク図形におけるマクロ量子電磁力学の積分定式化を提案する。
偏光密度場演算子の進化を制御できる積分方程式を得る。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose an integral formulation of macroscopic quantum electrodynamics in
the Heisenberg picture for linear dispersive dielectric objects of finite size,
utilizing the Hopfield-type approach. By expressing the electromagnetic field
operators as a function of the polarization density field operator via the
retarded Green function for the vacuum, we obtain an integral equation that
governs the evolution of the polarization density field operator. This
formulation offers significant advantages, as it allows for the direct
application of well-established computational techniques from classical
electrodynamics to perform quantum electrodynamics computations in open,
dispersive, and absorbing environments.
- Abstract(参考訳): 本稿では, ホップフィールド型アプローチを用いて, 有限サイズの線形分散誘電体物体に対するハイゼンベルク像におけるマクロ量子電磁力学の積分定式化を提案する。
電磁場演算子を真空の遅延グリーン関数を介して偏光密度場演算子の関数として表現することにより、偏光密度場演算子の進化を制御した積分方程式を得る。
この定式化は、古典的電磁力学から確立された計算技術を直接適用して、オープンで分散的で吸収的な環境で量子力学計算を行うという大きな利点をもたらす。
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