論文の概要: A telecom-wavelength quantum repeater node based on a trapped-ion
processor
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2210.05418v1
- Date: Tue, 11 Oct 2022 12:55:22 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-22 22:30:57.977245
- Title: A telecom-wavelength quantum repeater node based on a trapped-ion
processor
- Title(参考訳): トラップイオンプロセッサを用いたテレコム波長量子リピータノード
- Authors: Victor Krutyanskiy, Marco Canteri, Martin Meraner, James Bate, Vojtech
Krcmarsky, Josef Schupp, Nicolas Sangouard and Ben P. Lanyon
- Abstract要約: 量子リピータノードは、単一光子エミッタ、量子メモリ、基本量子プロセッサとして機能する捕捉されたイオンに基づいて提示される。
2つの25kmの光ファイバーの絡み合いを独立に確立し、その絡み合いを効率的に交換して両繊維に広げる能力を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: A quantum repeater node is presented based on trapped ions that act as single
photon emitters, quantum memories and an elementary quantum processor. The
node's ability to establish entanglement across two 25 km-long optical fibers
independently, then to swap that entanglement efficiently to extend it over
both fibers, is demonstrated. The resultant entanglement is established between
telecom-wavelength photons at either end of the 50 km channel. The system
improvements to allow for repeater-node chains to establish stored entanglement
over 800 km at Hertz rates are identified, revealing a near-term path to
distributed networks of entangled sensors, atomic clocks and quantum
processors.
- Abstract(参考訳): 量子リピータノードは、単一光子エミッタ、量子メモリ、および基本量子プロセッサとして機能する捕捉イオンに基づいて提示される。
2つの25kmの光ファイバで独立に絡み合いを確立し、その絡み合いを効率的に交換して両方のファイバーにまたがるノードの能力が実証された。
その結果、50kmチャネルの両端にある通信波長の光子が絡み合っている。
ヘルツレートで800km以上のエンタングルメントを格納できるリピータノードチェーンのシステムの改善が確認され、エンタングルされたセンサー、原子時計、量子プロセッサの分散ネットワークへの近距離経路が明らかになった。
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