論文の概要: Entangling single atoms over 33 km telecom fibre
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.15526v1
- Date: Tue, 30 Nov 2021 16:13:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-06 06:59:47.478239
- Title: Entangling single atoms over 33 km telecom fibre
- Title(参考訳): 33kmの通信ファイバー上に単一原子を絡み合わせる
- Authors: Tim van Leent, Matthias Bock, Florian Fertig, Robert Garthoff,
Sebastian Eppelt, Yiru Zhou, Pooja Malik, Matthias Seubert, Tobias Bauer,
Wenjamin Rosenfeld, Wei Zhang, Christoph Becher, Harald Weinfurter
- Abstract要約: 最大33kmのファイバーリンク上に生成した2つの独立な単一原子量子メモリ間の密接な絡み合いを示す。
提案した研究は、効率的な量子ネットワークリンクの実現に向けたマイルストーンである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.527878267188811
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Heralded entanglement between distant quantum memories is the key resource
for quantum networks. Based on quantum repeater protocols, these networks will
facilitate efficient large-scale quantum communication and distributed quantum
computing. However, despite vast efforts, long-distance fibre based network
links have not been realized yet. Here we present results demonstrating
heralded entanglement between two independent, remote single-atom quantum
memories generated over fibre links with a total length up to 33 km. To
overcome the attenuation losses in the long optical fibres of photons initially
emitted by the Rubidium quantum memories, we employ polarization-preserving
quantum frequency conversion to the low loss telecom band. The presented work
represents a milestone towards the realization of efficient quantum network
links.
- Abstract(参考訳): 遠方の量子メモリ間のヘラルド絡み合いは量子ネットワークの重要な資源である。
量子リピータプロトコルに基づいて、これらのネットワークは効率的な大規模量子通信と分散量子コンピューティングを促進する。
しかし、膨大な努力にもかかわらず、長距離ファイバーベースのネットワークリンクは実現されていない。
本稿では,最大33kmのファイバーリンク上に生成した2つの独立した単一原子量子メモリ間の密接な絡み合いを示す。
ルビジウム量子メモリによって最初に放出された光子の長い光ファイバーの減衰損失を克服するために、低損失通信帯域への分極保存量子周波数変換を用いる。
この研究は、効率的な量子ネットワークリンクの実現に向けたマイルストーンを示している。
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