論文の概要: Multimode ion-photon entanglement over 101 kilometers of optical fiber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.08891v1
- Date: Thu, 17 Aug 2023 09:56:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-08-21 17:16:08.508974
- Title: Multimode ion-photon entanglement over 101 kilometers of optical fiber
- Title(参考訳): 101kmの光ファイバー上の多モードイオン光子絡み合い
- Authors: V. Krutyanskiy, M. Canteri, M. Meraner, V. Krcmarsky, B. P. Lanyon
- Abstract要約: ノード内の各量子ビットと101kmの光ファイバーの上を移動した別個の光子との絡み合いを確立する能力を示す。
一度より多くの量子ビットに拡張すると、このマルチモードアプローチは、将来の光と物質の長距離量子ネットワークにおける絡み合いの分布率を高めるのに有用な手法となる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A three-qubit quantum network node based on trapped atomic ions is presented.
The ability to establish entanglement between each of the qubits in the node
and a separate photon that has travelled over a 101km-long optical fiber is
demonstrated. By sending those photons through the fiber in close succession, a
remote entanglement rate is achieved that is greater than when using only a
single qubit in the node. Once extended to more qubits, this multimode approach
can be a useful technique to boost entanglement distribution rates in future
long-distance quantum networks of light and matter.
- Abstract(参考訳): トラップされた原子イオンに基づく3量子量子ネットワークノードを示す。
ノード内の各量子ビットと101kmの光ファイバーの上を移動した別個の光子との絡み合いを確立する能力を示す。
これらの光子を連続して光ファイバーを通して送ることで、ノード内の1つの量子ビットだけを使用する場合よりも大きなリモート絡み合い率を達成する。
一度より多くの量子ビットに拡張すると、このマルチモードアプローチは将来の光と物質の長距離量子ネットワークにおける絡み合いの分布率を高めるのに役立つ。
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