論文の概要: Working Alliance Transformer for Psychotherapy Dialogue Classification
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2210.15603v1
- Date: Thu, 27 Oct 2022 16:43:05 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-10-28 12:23:55.866295
- Title: Working Alliance Transformer for Psychotherapy Dialogue Classification
- Title(参考訳): 精神療法対話分類のためのワーキングアライアンストランスフォーマー
- Authors: Baihan Lin, Guillermo Cecchi, Djallel Bouneffouf
- Abstract要約: 各セラピーセッションで書き起こされた対話において、自然言語処理技術を用いて、作業アライアンスをよりよく特徴付けることができると信じている。
本稿では,作業アライアンススコアを推定する心理的状態エンコーダを有するトランスフォーマーに基づく分類モデルを提案する。
不安,抑うつ,統合失調症,自殺患者に対する950回以上のセラピーセッションを実世界のデータセットで評価した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 27.80555922579736
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: As a predictive measure of the treatment outcome in psychotherapy, the
working alliance measures the agreement of the patient and the therapist in
terms of their bond, task and goal. Long been a clinical quantity estimated by
the patients' and therapists' self-evaluative reports, we believe that the
working alliance can be better characterized using natural language processing
technique directly in the dialogue transcribed in each therapy session. In this
work, we propose the Working Alliance Transformer (WAT), a Transformer-based
classification model that has a psychological state encoder which infers the
working alliance scores by projecting the embedding of the dialogues turns onto
the embedding space of the clinical inventory for working alliance. We evaluate
our method in a real-world dataset with over 950 therapy sessions with anxiety,
depression, schizophrenia and suicidal patients and demonstrate an empirical
advantage of using information about the therapeutic states in this sequence
classification task of psychotherapy dialogues.
- Abstract(参考訳): 精神療法における治療結果の予測尺度として、作業同盟は、患者とセラピストの同意を、その結合、課題、目標の観点から測定する。
患者とセラピストの自己評価レポートから推定される臨床量であり,各治療セッションで書き起こされた対話において,自然言語処理技術を用いて作業同盟をよりよく特徴付けることができると信じている。
本稿では,対話の埋め込みがワーキングアライアンスの臨床的インベントリの埋め込みスペースに反映されることを予測して,ワーキングアライアンスのスコアを推定する心理状態エンコーダを備えたトランスをベースとする分類モデルであるworking alliance transformer(wat)を提案する。
本研究は,不安,抑うつ,統合失調症,自殺患者の950件以上の治療セッションを実世界のデータセットで評価し,心理療法対話のシーケンス分類タスクにおいて,治療状態に関する情報を用いた経験的優位性を示す。
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