論文の概要: Nonorthogonal coding in spectrally-entangled photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2211.11539v2
- Date: Mon, 5 Jun 2023 17:55:59 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-07 04:06:16.621751
- Title: Nonorthogonal coding in spectrally-entangled photons
- Title(参考訳): スペクトルエンタングル光子における非直交符号化
- Authors: N.-Y Tsai and H. H. Jen
- Abstract要約: ファイバベースの長距離量子通信は、伝送損失が低いため実現可能である。
多重光子対を用いてスペクトルモードにおける非直交符号化方式を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Controlling and engineering continuous spectral modes of entangled photons
represents one of the promising approaches toward secure quantum
communications. By using the telecom bandwidth generated from a cascade-emitted
biphoton in atomic ensembles, a fiber-based long-distance quantum communication
can be feasible owing to its low transmission loss. With multiplexed photon
pairs, we propose to implement a nonorthogonal coding scheme in their spectral
modes and present an architecture of multiple channels enabling a high-capacity
transfer of codewords. Using the measures of the second-order correlations and
associated visibility and contrast, we further quantify the performance of the
proposed nonorthogonal coding scheme. Our results demonstrate the capability to
encode and decode quantum information beyond the orthogonal coding scheme. The
proposed scheme here can be applicable to a large-scale and multiuser quantum
communication and pave the way toward an efficient and functional quantum
information processing.
- Abstract(参考訳): 絡み合った光子の連続スペクトルモードの制御と工学は、セキュアな量子通信への有望なアプローチの1つである。
原子アンサンブル中のカスケード励起双光子から発生する通信帯域を利用することで、伝送損失が少ないため、繊維ベースの長距離量子通信が可能となる。
多重光子対を用いて、スペクトルモードに非直交符号化方式を実装し、符号ワードの高容量転送を可能にする多重チャネルのアーキテクチャを提案する。
2次相関と関連する可視性およびコントラストの測定値を用いて、提案した非直交符号化方式の性能をさらに定量化する。
本研究は,直交符号化方式を超えて量子情報をエンコード・デコードする能力を示す。
提案手法は大規模かつ多ユーザな量子通信に適用可能であり,効率的な量子情報処理への道を開くことができる。
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