論文の概要: GraphWOZ: Dialogue Management with Conversational Knowledge Graphs
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2211.12852v1
- Date: Wed, 23 Nov 2022 10:53:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-11-24 13:56:23.391010
- Title: GraphWOZ: Dialogue Management with Conversational Knowledge Graphs
- Title(参考訳): GraphWOZ:会話知識グラフを用いた対話管理
- Authors: Nicholas Thomas Walker, Stefan Ultes, Pierre Lison
- Abstract要約: 本稿では,対話状態のコア表現として会話知識グラフを用いた対話管理手法を提案する。
我々は、人間の参加者が受付係として働くロボットと対話するウィザード・オブ・オズの対話を含む新しいデータセット、GraphWOZを導入する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.938377447673471
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We present a new approach to dialogue management using conversational
knowledge graphs as core representation of the dialogue state. To this end, we
introduce a new dataset, GraphWOZ, which comprises Wizard-of-Oz dialogues in
which human participants interact with a robot acting as a receptionist. In
contrast to most existing work on dialogue management, GraphWOZ relies on a
dialogue state explicitly represented as a dynamic knowledge graph instead of a
fixed set of slots. This graph is composed of a varying number of entities
(such as individuals, places, events, utterances and mentions) and relations
between them (such as persons being part of a group or attending an event). The
graph is then regularly updated on the basis of new observations and system
actions. GraphWOZ is released along with detailed manual annotations related to
the user intents, system responses, and reference relations occurring in both
user and system turns. Based on GraphWOZ, we present experimental results for
two dialogue management tasks, namely conversational entity linking and
response ranking. For conversational entity linking, we show how to connect
utterance mentions to their corresponding entity in the knowledge graph with a
neural model relying on a combination of both string and graph-based features.
Response ranking is then performed by summarizing the relevant content of the
graph into a text, which is concatenated with the dialogue history and employed
as input to score possible responses to a given dialogue state.
- Abstract(参考訳): 本稿では,対話状態のコア表現として会話知識グラフを用いた対話管理手法を提案する。
この目的のために,人間の参加者が受付係として働くロボットと対話する,Wizard-of-Oz対話を含む新しいデータセットGraphWOZを導入する。
対話管理に関する既存のほとんどの作業とは対照的に、GraphWOZはスロットの固定セットではなく、動的知識グラフとして明示的に表される対話状態に依存している。
このグラフは、さまざまなエンティティ(個人、場所、イベント、発話、言及など)とそれらの関係(グループの一員である人、イベントに参加する人など)で構成されている。
グラフは、新しい観測とシステムアクションに基づいて定期的に更新される。
GraphWOZは、ユーザ意図、システム応答、およびユーザとシステムターンの両方で発生する参照関係に関する詳細なマニュアルアノテーションとともにリリースされた。
GraphWOZに基づいて,対話型エンティティリンクと応答ランキングという2つの対話管理タスクの実験結果を示す。
対話型エンティティリンクでは,文字列とグラフに基づく特徴の組み合わせに依存したニューラルモデルを用いて,知識グラフ内の発話参照を対応するエンティティに接続する方法を示す。
次に、応答ランキングは、グラフの関連内容をテキストに要約し、対話履歴と連結し、所定の対話状態に対して可能な応答をスコアする入力として使用される。
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