論文の概要: Lock-in thermography using diamond quantum sensors
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.07616v1
- Date: Thu, 15 Dec 2022 04:57:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-09 16:20:41.089912
- Title: Lock-in thermography using diamond quantum sensors
- Title(参考訳): ダイヤモンド量子センサを用いたロックインサーモグラフィ
- Authors: Kensuke Ogawa, Moeta Tsukamoto, Kento Sasaki and Kensuke Kobayashi
- Abstract要約: ダイヤモンドナノ粒子中の窒素空孔中心を用いたロックインサーモグラフィーを実証した。
ガラスカバーリップとテフロンの熱拡散をマイクロメートル分解能で可視化した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Precise measurement of temperature distribution and thermal behavior in
microscopic regions is critical in many research fields. We demonstrate lock-in
thermography using nitrogen-vacancy centers in diamond nanoparticles. We
successfully visualize thermal diffusion in glass coverslip and Teflon with
micrometer resolution and deduce their thermal diffusivity. By spreading
diamond nanoparticles over the sample surface, temperature variation can be
measured directly without any physical contact, such as lead wires, making it
possible to visualize the micrometer-scale thermal behavior of various
materials.
- Abstract(参考訳): 多くの研究分野において、顕微鏡領域における温度分布と熱的挙動の精密測定が重要である。
ダイヤモンドナノ粒子中の窒素空孔中心を用いたロックインサーモグラフィーを実証した。
ガラスカバーリップとテフロンの熱拡散をマイクロメートル分解能で可視化し,熱拡散率を推定した。
ダイヤモンドナノ粒子を試料表面に分散させることで、鉛線などの物理的接触なしに直接温度変化を測定することができ、様々な材料のマイクロメートルの熱挙動を可視化することができる。
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