論文の概要: Experimental entanglement generation using multiport beam splitters
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2302.00694v1
- Date: Wed, 1 Feb 2023 19:00:10 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-03 16:36:34.139515
- Title: Experimental entanglement generation using multiport beam splitters
- Title(参考訳): マルチポートビームスプリッタを用いた実験絡み合い発生
- Authors: Shreya Kumar, Daniel Bhatti, Alex E. Jones, and Stefanie Barz
- Abstract要約: 多光子絡み合いは光量子技術において中心的な役割を果たす。
そこで,本研究では,異なる種類の真の三部構造が絡み合った状態を生成するための,単純で汎用的なスキームを実証する。
それぞれの理想状態について、最大$(87.3 pm 1.1)%$を得る。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.3824488054100907
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Multi-photon entanglement plays a central role in optical quantum
technologies. One way to entangle two photons is to prepare them in orthogonal
internal states, for example, in two polarisations, and then send them through
a balanced beam splitter. Post-selecting on the cases where there is one photon
in each output port results in a maximally entangled state. This idea can be
extended to schemes for the post-selected generation of larger entangled
states. Typically, switching between different types of entangled states
require different arrangements of beam splitters and so a new experimental
setup. Here, we demonstrate a simple and versatile scheme to generate different
types of genuine tripartite entangled states with only one experimental setup.
We send three photons through a three-port splitter and vary their internal
states before post-selecting on certain output distributions. This results in
the generation of tripartite W, G and GHZ states. We obtain fidelities of up to
$(87.3 \pm 1.1)\%$ with regard to the respective ideal states, confirming a
successful generation of genuine tripartite entanglement.
- Abstract(参考訳): 多光子絡み合いは光量子技術において中心的な役割を果たす。
2つの光子を絡める方法の1つは、直交する内部状態(例えば2つの偏光)でそれらを準備し、バランスの取れたビームスプリッターを通して送信することである。
各出力ポートに1つの光子が存在する場合の後で選択すると、最大絡み合う状態となる。
このアイデアは、より大きな絡み合った状態のポスト選択後の生成のスキームにまで拡張することができる。
通常、異なる種類の絡み合った状態の切り替えはビームスプリッターの配置が異なるため、新しい実験的な設定が必要となる。
そこで本研究では, 1つの実験的なセットアップで, 異なる種類の実三部絡み状態を生成するための, 単純で多用途なスキームを示す。
3ポートスプリッタを通して3つの光子を送り、特定の出力分布に先立って内部状態を変化させる。
この結果、三部構造W、G、GHZ状態が生成される。
それぞれの理想状態について、最大$(87.3 \pm 1.1)\%$の忠実度を取得し、真の三部構造絡みの生成を成功させる。
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