論文の概要: Tight finite-key analysis for mode-pairing quantum key distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2302.13481v1
- Date: Mon, 27 Feb 2023 02:35:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-28 17:00:15.902739
- Title: Tight finite-key analysis for mode-pairing quantum key distribution
- Title(参考訳): モードペアリング量子鍵分布のタイト有限鍵解析
- Authors: Ze-Hao Wang, Zhen-Qiang Yin, Shuang Wang, Rong Wang, Feng-Yu Lu, Wei
Chen, De-Yong He, Guang-Can Guo, and Zheng-Fu Han
- Abstract要約: 本稿では,MP-QKDプロトコルに対する有限鍵効果を,汎用攻撃に対する厳密なセキュリティ証明を用いて解析する。
本稿では,6状態MP-QKDプロトコルを提案し,その有限キー効果を解析する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 21.81489337632085
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Mode-pairing quantum key distribution (MP-QKD) is a potential protocol that
is not only immune to all possible detector side channel attacks, but also
breaks the repeaterless rate-transmittance bound without needing global phase
locking. Here we analyze the finite-key effect for the MP-QKD protocol with
rigorous security proof against general attacks. Moreover, we propose a
six-state MP-QKD protocol and analyze its finite-key effect. The results show
that the original protocol can break the repeaterless rate-transmittance bound
with a typical finite number of pulses in practice. And our six-state protocol
can improve the secret key rate significantly in long distance cases.
- Abstract(参考訳): モードペアリング量子鍵分布(mp-qkd)は、検出可能な全てのサイドチャネル攻撃に免疫を持つだけでなく、大域的な位相ロックを必要とせずにリピータレスレート・トランスミタンスを切断する潜在的なプロトコルである。
本稿では,MP-QKDプロトコルに対する有限鍵効果を,汎用攻撃に対する厳密なセキュリティ証明を用いて解析する。
さらに,6状態MP-QKDプロトコルを提案し,その有限キー効果を解析する。
その結果,本プロトコルは,従来の有限個のパルス数に拘束された繰り返しなしレート・トランスミタンスを破ることができることがわかった。
そして、我々の6状態プロトコルは、長距離の場合、秘密鍵レートを大幅に改善できる。
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