論文の概要: Photon Pair Source based on PPLN-Waveguides for Entangled Two-Photon
Absorption
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.16584v2
- Date: Fri, 22 Sep 2023 11:59:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-09-25 19:17:29.530962
- Title: Photon Pair Source based on PPLN-Waveguides for Entangled Two-Photon
Absorption
- Title(参考訳): PPLN導波路を用いた光子対源による光子吸収
- Authors: Tobias Bernd G\"abler and Patrick Hendra and Nitish Jain and Markus
Gr\"afe
- Abstract要約: 絡み合った光子対の吸収による蛍光は、古典的なイメージング技術と比較して利点がある。
本稿では, 周期的極性窒化リチウム導波管からなる光源を開発し, その鍵となる特性を解析した。
CdSe/ZnS量子ドット溶液の絡み合った2光子吸収挙動を実験的に検討した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Fluorescence excitation by absorption of entangled photon pairs offers
benefits compared to classical imaging techniques, such as the attainment of
higher signal levels at low excitation power while simultaneously mitigating
photo-toxicity. However, current entangled photon pair sources are unreliable
for fluorescence detection. In order to address this limitation, there is a
need for ultra-bright entangled photon pair sources. Among the potential
solutions, sources utilizing nonlinear waveguides emerge as promising
candidates to facilitate fluorescence excitation through entangled photons. In
this paper, a source consisting of a periodically poled lithium niobate
waveguide was developed and its key characteristics analysed. To demonstrate
its suitability as key component for imaging experiments, the entangled
two-photon absorption behavior of CdSe/ZnS quantum dot solutions was
experimentally investigated.
- Abstract(参考訳): 絡み合った光子対の吸収による蛍光励起は、低励起力で高い信号レベルを達成すると同時に光毒性を緩和するなど、古典的なイメージング技術と比べて利点がある。
しかし、現在の絡み合った光子対源は蛍光検出には信頼できない。
この制限に対処するためには、超明るい光子対源が必要である。
潜在的な解のうち、非線形導波路を用いた源は、絡み合った光子による蛍光励起を促進する有望な候補として現れる。
本稿では, 周期的極性窒化リチウム導波管からなる光源を開発し, その特性を分析した。
CdSe/ZnS量子ドット溶液の絡み合った2光子吸収挙動を実験的に検討した。
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