論文の概要: ChemCrow: Augmenting large-language models with chemistry tools
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2304.05376v4
- Date: Wed, 21 Jun 2023 17:28:22 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-22 17:24:50.731429
- Title: ChemCrow: Augmenting large-language models with chemistry tools
- Title(参考訳): ChemCrow: 化学ツールによる大規模言語モデルの強化
- Authors: Andres M Bran, Sam Cox, Andrew D White, Philippe Schwaller
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)は、領域全体のタスクにおいて強い性能を示すが、化学に関連した問題に悩まされている。
本研究では, 有機合成, 創薬, 材料設計における課題を遂行するLLM化学剤であるChemCrowを紹介する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Over the last decades, excellent computational chemistry tools have been
developed. Their full potential has not yet been reached as most are
challenging to learn and exist in isolation. Recently, large-language models
(LLMs) have shown strong performance in tasks across domains, but struggle with
chemistry-related problems. Moreover, these models lack access to external
knowledge sources, limiting their usefulness in scientific applications. In
this study, we introduce ChemCrow, an LLM chemistry agent designed to
accomplish tasks across organic synthesis, drug discovery, and materials
design. By integrating 17 expert-designed tools, ChemCrow augments the LLM
performance in chemistry, and new capabilities emerge. Our agent autonomously
planned the syntheses of an insect repellent, three organocatalysts, as well as
other relevant molecules. Our evaluation, including both LLM and expert
assessments, demonstrates ChemCrow's effectiveness in automating a diverse set
of chemical tasks. Surprisingly, we find that GPT-4 as an evaluator cannot
distinguish between clearly wrong GPT-4 completions and Chemcrow's performance.
There is a significant risk of misuse of tools like ChemCrow, and we discuss
their potential harms. Employed responsibly, our work not only aids expert
chemists and lowers barriers for non-experts, but also fosters scientific
advancement by bridging the gap between experimental and computational
chemistry. A subset of the code is publicly available at
\url{https://github.com/ur-whitelab/chemcrow-public}.
- Abstract(参考訳): 過去数十年間、優れた計算化学ツールが開発されてきた。
彼らの潜在能力は、ほとんどが学習し、孤立して存在するため、まだ到達していない。
近年,大規模言語モデル (LLM) は領域間のタスクにおいて高い性能を示したが,化学問題に苦慮している。
さらに、これらのモデルは外部の知識ソースにアクセスできず、科学的応用における有用性を制限している。
本研究では, 有機合成, 創薬, 材料設計における課題を遂行するLLM化学剤であるChemCrowを紹介する。
17のエキスパートが設計したツールを統合することで、化学におけるllmのパフォーマンスが向上し、新しい機能が出現する。
我々のエージェントは、昆虫忌避剤、3つの有機触媒、および他の関連分子の合成を自律的に計画した。
llmとエキスパートアセスメントの両方を含む評価は,化学タスクの多種多様な自動化におけるchemcrowの有効性を示す。
驚くべきことに,GPT-4を評価器として用いると,GPT-4の完成度とChemcrowの性能を区別できない。
chemcrowのようなツールの誤用には重大なリスクがあり、その潜在的な害について議論する。
我々の研究は、専門家の化学者を助けるだけでなく、実験化学と計算化学のギャップを埋めることによって科学的進歩を促進する。
コードのサブセットは \url{https://github.com/ur-whitelab/chemcrow-public} で公開されている。
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