論文の概要: Proof-of-Principle Demonstration of Fully-Passive Quantum Key
Distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2304.10374v2
- Date: Tue, 9 May 2023 14:30:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-10 15:38:38.809678
- Title: Proof-of-Principle Demonstration of Fully-Passive Quantum Key
Distribution
- Title(参考訳): 完全パッシブ量子鍵分布の原理実証
- Authors: Chengqiu Hu, Wenyuan Wang, Kai-Sum Chan, Zhenghan Yuan, Hoi-Kwong Lo
- Abstract要約: 量子鍵分布(QKD)は、物理の基本法則に基づく情報理論のセキュリティを提供する。
能動変調器などのデバイス欠陥は、サイドチャネルリークを引き起こす可能性がある。
偏光符号化システムにおける能動変調自由QKDの実現可能性を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.4149105714758545
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum key distribution (QKD) offers information-theoretic security based on
the fundamental laws of physics. However, device imperfections, such as those
in active modulators, may introduce side-channel leakage, thus compromising
practical security. Attempts to remove active modulation, including passive
decoy intensities preparation and polarization encoding, have faced theoretical
constraints and inadequate security verification, thus hindering the
achievement of a fully passive QKD scheme. Recent research has systematically
analyzed the security of a fully passive modulation protocol. Based on this, we
utilize the gain-switching technique in combination with the post-selection
scheme and perform a proof-of-principle demonstration of a fully passive
quantum key distribution with polarization encoding at channel losses of 7.2
dB, 11.6 dB, and 16.7 dB. Our work demonstrates the feasibility of
active-modulation-free QKD in polarization-encoded systems.
- Abstract(参考訳): 量子鍵分布(QKD)は、物理の基本法則に基づく情報理論のセキュリティを提供する。
しかし、アクティブモジュレータなどのデバイス不完全性はサイドチャネルリークを引き起こす可能性があり、実用的なセキュリティを損なう。
受動デコイ強度の準備や分極符号化を含む能動変調を除去しようとする試みは、理論的制約に直面し、セキュリティ検証が不十分であり、完全な受動QKDスキームの達成を妨げる。
最近の研究は、完全にパッシブな変調プロトコルのセキュリティを体系的に分析している。
そこで我々は,このゲインスイッチング手法とポストセレクション方式を併用して,7.2dB,11.6dB,16.7dBのチャネル損失を偏光符号化した完全受動量子鍵分布の実証・実証を行う。
偏光符号化システムにおける能動変調自由QKDの実現可能性を示す。
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