論文の概要: Experimental passive state preparation for continuous variable quantum
communications
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.06417v2
- Date: Wed, 15 Apr 2020 15:24:08 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-10 12:44:50.440407
- Title: Experimental passive state preparation for continuous variable quantum
communications
- Title(参考訳): 連続可変量子通信のための実験的受動状態準備
- Authors: Bing Qi, Hyrum Gunther, Philip G. Evans, Brian P. Williams, Ryan M.
Camacho, and Nicholas A. Peters
- Abstract要約: 熱源の固有場ゆらぎを探索し,等価な受動QKD法を提案した。
このパッシブQKD方式は、アクティブな変調を必要としないため、チップスケールの実装に特に魅力的である。
本研究は,連続波モードで動作する市販自然放出源を用いた受動符号化QKD方式の実験的検討である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In the Gaussian-modulated coherent state quantum key distribution (QKD)
protocol, the sender first generates Gaussian distributed random numbers and
then encodes them on weak laser pulses actively by performing amplitude and
phase modulations. Recently, an equivalent passive QKD scheme was proposed by
exploring the intrinsic field fluctuations of a thermal source [B. Qi, P. G.
Evans, and W. P. Grice, Phys. Rev. A 97, 012317 (2018)]. This passive QKD
scheme is especially appealing for chip-scale implementation since no active
modulations are required. In this paper, we conduct an experimental study of
the passively encoded QKD scheme using an off-the-shelf amplified spontaneous
emission source operated in continuous-wave mode. Our results show that the
excess noise introduced by the passive state preparation scheme can be
effectively suppressed by applying optical attenuation and secure key could be
generated over metro-area distances.
- Abstract(参考訳): ガウス変調コヒーレント状態量子鍵分布(QKD)プロトコルにおいて、送信者はまずガウス分布乱数を生成し、振幅変調と位相変調によって弱いレーザーパルスに積極的に符号化する。
近年、熱源(B. Qi, P. G. Evans, W. P. Grice, Phys. A 97, 012317 (2018))の固有磁場変動を探索し、等価な受動QKDスキームを提案した。
このパッシブQKD方式は、アクティブな変調を必要としないため、チップスケールの実装に特に魅力的である。
本稿では,連続波モードで動作する既設増幅自然放出源を用いた受動符号化QKD方式の実験的検討を行う。
その結果, 受動状態調整方式によって生じる余剰ノイズは, 光減衰を施すことで効果的に抑制でき, 安全な鍵をメトロエリア距離で生成できることが示唆された。
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