論文の概要: Enhanced efficiency in quantum Otto engine via additional magnetic field
and effective negative temperature
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2304.10420v2
- Date: Tue, 23 May 2023 15:04:10 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-24 23:55:31.994895
- Title: Enhanced efficiency in quantum Otto engine via additional magnetic field
and effective negative temperature
- Title(参考訳): 付加磁場と有効負温度による量子オットーエンジンの高効率化
- Authors: Arghya Maity, Aditi Sen De
- Abstract要約: 4ストロークの量子オットーエンジンは、2つの熱貯水池の間で実行されると性能が良くなる。
x,y)面の磁場とともに、z方向の磁場も導入する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: A four-stroke quantum Otto engine can outperform when conducted between two
thermal reservoirs, one at a positive spin temperature and the other one at an
effective negative spin temperature. Along with a magnetic field in the
(x,y)-plane, we introduce an additional magnetic field in the z-direction. We
demonstrate that the efficiency increases with the increase in the strength of
the additional magnetic field although the impact is not monotonic.
Specifically, we report a threshold value of the magnetic field, depending on
the driving time which exhibits a gain in efficiency. We argue that this
benefit may result from the system being more coherent with driving time, which
we assess using the l1-norm coherence measure. Moreover, we find that the
increment obtained in efficiency with an additional magnetic field endures even
in presence of disorder in parameter space.
- Abstract(参考訳): 4ストロークの量子オットーエンジンは、正のスピン温度で1つ、正のスピン温度で1つ、有効の負のスピン温度で2つの熱貯水池の間で実行されると性能が向上する。
x,y)-平面内の磁場とともに、z-方向に新たな磁場を導入する。
また, 衝撃は単調ではないが, 付加磁場の強度の増加に伴い効率が向上することを示す。
具体的には、効率の利得を示す駆動時間に応じて、磁界の閾値を報告する。
この利点は、システムが運転時間とより一貫性を持ち、l1-ノルムのコヒーレンス尺度を用いて評価することによる可能性がある。
さらに, パラメータ空間における乱れが存在する場合でも, 追加磁場で効率良く得られるインクリメントが持続することがわかった。
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