論文の概要: Microscopic origin of polarization-entangled Stokes-anti-Stokes photons
in diamond
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.08563v1
- Date: Wed, 14 Jun 2023 15:11:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-16 18:40:00.410326
- Title: Microscopic origin of polarization-entangled Stokes-anti-Stokes photons
in diamond
- Title(参考訳): ダイヤモンド中の偏光エンタングルストークスアンチストークス光子の微視的起源
- Authors: Tiago A. Freitas, Paula Machado, Lucas V. de Carvalho, Diego Sier,
Raul Corr\^ea, Riichiro Saito, Marcelo F. Santos, Carlos H. Monken, and Ado
Jorio
- Abstract要約: ストークス反ストークス(SaS)光子対のラマン共鳴近傍での偏光に対するクレーター-ホルン-シモニー-ホルト不等式の振動を実証した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Violation of the Clauser-Horne-Shimony-Holt inequality for the polarization
of Stokes-anti-Stokes (SaS) photon pairs near a Raman resonance is
demonstrated. The pairs are generated by shining a pulsed laser on a diamond
sample, where two photons of the laser are converted into a pair of photons of
different frequencies. The generated pairs are collected by standard Bell
analyzers and shown to be entangled in polarization, with the degree of
entanglement depending on the spectral region and on the orientation of the
polarization of the incident light with respect to the crystallographic
orientation of the sample. This result opens up the possibility to combine
quantum optics and SaS Raman spectroscopy in order to improve materials science
and quantum information.
- Abstract(参考訳): ストークス反ストークス(SaS)光子対のラマン共鳴近傍での偏光に対するクレーター-ホルン-シモニー-ホルト不等式の振動を実証した。
このペアは、ダイヤモンド試料にパルスレーザーを照射して生成され、レーザーの2つの光子を異なる周波数の1対の光子に変換する。
生成した対は、標準ベル分析器によって収集され、スペクトル領域や試料の結晶方位に対する入射光の偏光方向に依存する絡み合いの度合いで、偏光に絡み合っていることが示されている。
この結果は、材料科学と量子情報を改善するために量子光学とsasラマン分光法を組み合わせる可能性を開く。
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