論文の概要: Experimental storage of photonic polarization entanglement in a
broadband loop-based quantum memory
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.09986v2
- Date: Wed, 27 Sep 2023 15:17:16 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-09-28 19:08:19.652313
- Title: Experimental storage of photonic polarization entanglement in a
broadband loop-based quantum memory
- Title(参考訳): 広帯域ループ型量子メモリにおける光偏光エンタングルメントの実験記憶
- Authors: C.J. Evans, C.M. Nunn, S.W.L. Cheng, J.D. Franson, T.B. Pittman
- Abstract要約: 本稿では,偏光結合型光子対の1つの部材をアクティブな「ループ・アンド・スイッチ」型量子メモリ装置に格納する実験について述べる。
メモリの絡み合いの維持能力を調べるために、ストレージの前後でベルの不平等テストの比較を行った。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We describe an experiment in which one member of a polarization-entangled
photon pair is stored in an active "loop and switch" type quantum memory
device, while the other propagates through a passive optical delay line. A
comparison of Bell's inequality tests performed before and after the storage is
used to investigate the ability of the memory to maintain entanglement, and
demonstrate a rudimentary entanglement distribution protocol. The entangled
photons are produced by a conventional Spontaneous Parametric Down Conversion
source with center wavelengths at 780 nm and bandwidths of $\sim$10 THz, while
the memory has an even wider operational bandwidth that is enabled by the
weakly dispersive nature of the Pockels effect used for
polarization-insensitive switching in the loop-based quantum memory platform.
- Abstract(参考訳): 本稿では、光子対の一方の部材をアクティブな「ループ・アンド・スイッチ」型量子メモリ装置に格納し、他方の部材を受動光遅延線で伝播させる実験について述べる。
記憶の前後におけるベルの不等式テストの比較を行い、絡み合いを維持できるメモリの能力を調べ、初歩的な絡み合い分散プロトコルを示す。
絡み合った光子は、780nmで中心波長が$\sim$10 THzの従来のSpontaneous Parametric Down Conversionソースで生成され、一方メモリは、ループベースの量子メモリプラットフォームにおける偏光非感性スイッチングに使われるポッケル効果の弱い分散性により、さらに広い操作帯域を有する。
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