論文の概要: High Impedance Josephson Junction Resonators in the Transmission Line
Geometry
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.12701v2
- Date: Tue, 19 Sep 2023 07:17:10 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-09-20 19:29:35.597616
- Title: High Impedance Josephson Junction Resonators in the Transmission Line
Geometry
- Title(参考訳): 伝送線路形状における高インピーダンスジョセフソン接合共振器
- Authors: Antti Ranni, Harald Havir, Subhomoy Haldar, Ville F. Maisi
- Abstract要約: ジョセフソン接合を用いたマイクロ波共振器の実験的検討を行った。
接合は伝送線路幾何学に埋め込まれ、線路の長さ当たりのインダクタンスを増大させる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: In this article we present an experimental study of microwave resonators made
out of Josephson junctions. The junctions are embedded in a transmission line
geometry so that they increase the inductance per length for the line. By
comparing two devices with different input/output coupling strengths, we show
that the coupling capacitors, however, add a significant amount to the total
capacitance of the resonator. This makes the resonators with high coupling
capacitance to act rather as lumped element resonators with inductance from the
junctions and capacitance from the end sections. Based on a circuit analysis,
we show that the input and output couplings of the resonator are limited to a
maximum value of $\omega_r Z_0 /4 Z_r$ where $\omega_r$ is the resonance
frequency and $Z_0$ and $Z_r$ are the characteristic impedances of the
input/output lines and the resonator respectively.
- Abstract(参考訳): 本稿では,ジョセフソン接合を用いたマイクロ波共振器の実験的検討を行う。
接合部は伝送線路形状に埋め込まれており、線路の長さごとのインダクタンスを増加させる。
入力/出力結合強度が異なる2つのデバイスを比較することで、結合コンデンサは共振器の総容量にかなりの量を加えることを示す。
これにより、結合容量の高い共振器は、接合部からのインダクタンスと端部からのキャパシタンスとの共振器として機能する。
回路解析により、共振器の入出力結合は、共振周波数が$\omega_r$、入出力線路と共振器の特性インピーダンスが$z_0$、$z_r$である場合の最大値$\omega_r z_0/4z_r$に制限されることを示す。
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