論文の概要: Security of entanglement-based QKD with realistic parametric
down-conversion sources
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.01834v1
- Date: Tue, 4 Jul 2023 17:25:26 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-06 16:19:19.775884
- Title: Security of entanglement-based QKD with realistic parametric
down-conversion sources
- Title(参考訳): パラメトリック逆変換源を用いた絡み合い型qkdの安全性
- Authors: K. S. Kravtsov
- Abstract要約: 実践的絡み合いに基づく量子鍵分布(QKD)のセキュリティ面を解析する。
この効果は絡み合いに基づくQKDシステムのセキュリティを損なうものではない。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The paper analyzes security aspects of practical entanglement-based quantum
key distribution (QKD), namely, BBM92 or entanglement-based BB84 protocol.
Similar to prepare-and-measure QKD protocols, practical implementations of the
entanglement-based QKD have to rely upon non-ideal photon sources. A typical
solution for entanglement generation is the spontaneous parametric
down-conversion. However, this process creates not only single photon pairs,
but also quantum states with more than two photons, which potentially may lead
to security deterioration. We show that this effect does not impair the
security of entanglement-based QKD systems. We also review the available
security proofs and show that properties of the entanglement source have
nothing to do with security degradation.
- Abstract(参考訳): 本稿では,実践的絡み合いに基づく量子鍵分布(QKD),すなわちBBM92やBB84プロトコルのセキュリティ面を分析する。
準備と測定のQKDプロトコルと同様に、絡み合いベースのQKDの実装は、非理想的な光子源に依存する必要がある。
絡み合い生成の典型的な解は自然パラメトリックダウン変換である。
しかし、このプロセスは単一の光子対だけでなく、2つ以上の光子を持つ量子状態も生成し、セキュリティの悪化につながる可能性がある。
この効果は絡み合いに基づくQKDシステムのセキュリティを損なうものではない。
また、利用可能なセキュリティ証明をレビューし、絡み合ったソースの特性がセキュリティ劣化とは無関係であることを示す。
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